例えば友人と話をしていて、自分の家族に起こった悲しい出来事を話したとしよう。

その悲しい出来事に対して、一緒に泣いてくれる友人はいると思う。

では、自分の家族に起こった嬉しい出来事を話したとしたら?

その喜ばしい出来事に対して、一緒に泣いてくれる友人はいるだろうか?

 

幼なじみと会って、ランチを共にしながら近況を話し合う。

それは決して長いダラダラとした時間ではなく、お互いに親の元に戻らなければいけない時間が迫る

限られた貴重な時間だ。

私の娘に起こった幸せな出来事に、彼女は涙して喜んでくれた。

彼女が泣くことではないのに、自分の娘みたいなもんだからと泣いてくれる。

それを見て、私も泣けてくる。笑笑笑

 

48年も彼女と付き合ってきてるが、今日初めて気が付いたことがあった。

私が「娘のことをちょっと自慢してもいいか?」と聞くと、

持っていたフォークをお皿に置いて、食べかけのケーキはそのままにして

私の話に全身全霊で耳を傾けてくれていた。

そして話の途中から、「よかった。本当によかった」と涙して喜んでくれた。

 

私が話している間中、ケーキに手を付けることなく、コーヒーを一口も飲むこともなく、

耳を傾ける彼女の姿に気が付いてはいたが、

話しながら彼女のこんな姿を初めて見たとも思っていた。

育ちの良さもあるだろうが、もちろん話している私は聞いてもらってうれしいし、そんな風にしてくれる彼女にありがたいとも思った。

それと同時に、自分を振り返った時に、果たして自分は友人たちの話をどういう態度で聞いているのだろうか?とも思った。

絶対、しかも間違いなくコーヒーを飲みながら、ケーキを食べながら聞いている。😁😁😁

ああ、反省しなければ。。。。

それとも、私は私だから、ケーキは食べ続けていいのだろうか?

どう思う?www→誰に聞いてるんだ???www