採卵当日はワクワクとドキドキで胸がいっぱいだった。

 

初めて行う治療で、

私たちにも妊娠できるかもしれないという

希望、不安と本当に複雑な気持ち。

 

私にとっては初めての大病院での

手術となるし、(しかも、オーストラリアで)

全身麻酔も初めてだし、

色んな事が未知だったから

前の日はあんまり眠れなかった。

 

旦那は多くは語らないけど、

期待と不安でいっぱいだったと思う。

 

 

いざ、病院へ!

私は朝7時の予約だったんだけど、

病院の待合室はいっぱい。

(総合病院だから、不妊治療じゃない人もいる)

 

それから、ナースに連れられて、

問診して、服を着替えて、

待合室で1時間くらい待たされた。

 

たぶん、私以外にも4,5人採卵の人がいた。

次に別のナースに呼ばれたときは

ベットに寝かされて、

点滴用の注射針を付けられて、

いつものドクター(採卵するドクター)

麻酔科のドクター

助手のナースが3人ほど、

一人ずつ丁寧にあいさつに来てくれた。

みんな、緊張する私に優しい声をかけてくれた。

 

手術室はまさに

ドラマに出てくるみたいなところで、

歩いていき手術台に自分で座った。

 

あとは麻酔を入れられ、

酸素呼吸器を付けられて

2,3回深呼吸したら

意識は無くなっていた。

 

 

気が付いた時には

採卵は無事に終わり、

リカバリールームに連れていて、

ナースに起こされた。

 

体感としては5時間くらいぐっすり眠って、

すっきり起きた感じ。。。

 

それから、

別のリカバリールームに連れてかれて、

自分の洋服に着替え、軽食を貰った。

 

起きてから1時間半くらいで旦那が

迎えに来てくれて帰宅。

 

病院を出た時は、思ったよりも余裕だと

感じていたが、

車に乗ってから、

だんだん気持ち悪くなり、

家に着いたときは、

眩暈がするくらいひどかった。

 

それから、すぐにベットに横たわり、

その日はほとんど起きることも、

食べることも、飲むことも出来なかった。

 

たぶん、7時か8時には

眠っていたと思う。

 

 

私的には完全に全身麻酔の副作用だと思った。

この経験から、採卵はもうやりたくないと強く思った。