妊活を一旦休憩することを決めて、その間に自分たちの体外受精に進む

気持ちを固めようと思ってた。

 

 

自分たちの中では体外受精は来年になったら始めようと決めていた。

 

だから、それまでに気持ちを固めようと。

 

 

そんな矢先、コロナの影響で私も旦那も仕事を失うことになってしまった。

 

凄く悲しかった。私はオーストラリアに来る前もずっと子どもに携わる仕事をして来た。

 

オーストラリアに来た理由も自分の仕事のスキルアップの為だった。

 

色々な国の教育を知りたい、英語を伸ばして色んな国の人と子育ての話をしたいと思ってた。

 

 

でも、実際仕事している時大変なこともあり、

「辞めたい」と思ってる自分もいたのも間違いない。

 

でも、自分の選択じゃなく勝手に辞めさせられるとなると、だいぶへこんだ。

 

 

また、コロナの影響で体外受精も出来る可能性が低くなった。

 

 

それを期に、私と旦那の間で日本に移住する計画が上がった。

 

旦那はいつも「日本に住んでみたい」という気持ちはあったが、私自身がオーストラリアの生活の方が絶対に良いと言い聞かせ、今まで旦那の意思をほとんど無視してきてた。

 

 

そのこともあり、今回は色んなことを冷静に考えた。

 

日本に行ったときの良し悪し、オーストラリアに住み続ける場合の良し悪し。

 

これが思っていたよりもものすごい大きな決断だった。

 

両親はもちろん戻ってきて欲しいという気持ち、旦那は行きたい!の一点張り。

 

 

私は周りの気持ちに答えようと自分の気持ちを日本行きに向かせるためにも、色々動いた。

 

旦那のビザの事、日本での就職先、住む場所、不妊治療クリニックのことや、税金、生活費の事まで。

 

 

1か月半くらい、本当に毎日悩んで、眠れなくなるくらいまで考えて、周りの友達や知り合いにもいろんな情報を聞きまわって、やってみた。

 

 

でも、自分の心は動かなかった。

 

 

私が今過ごしたい場所はオーストラリア。

最終的には私の心の声が教えてくれた。

 

 

とういか、気が付いたのは自分軸になってなかった事。

 

あとは、真剣に考えた私のプライオリティ。

 

 

はっきりしたことは、私はやっぱり子どもが欲しい。

その為には、今出来る事を探して行動しなきゃいけないこと。

 

そして、今いる自分の居場所がいかに幸せだったかってことにも気が付いた。

 

 

日本で妊活を頑張ってる人たちは本当に心から尊敬します。

 

 

オールトラリアはとても妊活しやすい。

 

思ってみれば、職場もとても理解があって、急な休みも了承してくれた。

 

私がストレスで爆発した時も職場のボスが支えてくれた。

 

仕事の負担を減らしたいと相談したら、週4日の勤務を了承してくてた。

 

 

病院は朝6時半から空いてるので、仕事を休むことなく、通うことができた。

 

待ち時間なんてほとんどない。

 

ナースも医者も強制してくることは何もないから自分の意見をはっきり言えたし、

妊活の休憩にもすんなりと入れた。

 

探せば、体外受精の費用も日本に比べて

だいぶ安く抑えられる。

 

もちろん、これはオーストラリア全部の産婦人科がそうって言えるわけではないけど、

 

 

私の場合は日本の社会のシステムや制度に比べると、

オーストラリアでの妊活環境はストレスが低いんじゃないかと思った。

 

 

私自身もオーストラリアでどうやって妊活できるかももっと詳しく調べた。

 

コロナの影響はありつつ、病院によっては体外受精も今まで通り出来るとこもあった。

 

病院に通えなくても、自然療法のクリニックで、ナチュロパスや整体、鍼灸を受けながら、

東洋医学的な方面で妊娠を促すクリニックなどもあった。

 

 

結果的には変わらず、今はオールトラリアに住むことに決めたけど、

1カ月半悩みぬいて考えたのは

無駄じゃないかった。

 

 

私は今、ここにいれることに

すごく感謝できたし、

すべてがクリアになった感覚だった。