ガイドブックにない台湾を求めて~台湾漫遊日記

祭や美食や風景や人々との出会いを求めて東へ南へ西へ北へ


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屏東縣來義郷、林邊渓の畔のパイワン族の村、喜樂發發吾(シロファファウ)に到着しました。


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川には原住民色たっぷりの丹林大橋が掛かります。


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橋を渡らずに「發・東東休憩區」の方へ。そこに先日台糖屏東廠 の記事の中でご紹介した鳥居信平(とりい のぶへい)氏の造ったダムが存在します。


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おや、水がありません。ダムは何処でしょう?


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実はダムはこの林邊渓の地下に存在します。

そう、ここ「二峰圳」は、地下ダムなのです。

鳥居氏はこの林邊渓の地下を流れる伏流水が大変多いことに気づきました。

ここの伏流水は一年中干上がることなく、用水路にたっぷりの水を送ることが出来るのです。

地下ダムの構造についてはご興味のある方はどうぞ検索してお調べになるか、平野久美子氏の「水の奇跡を呼んだ男」という本に詳しく書いてありますので、どうぞそちらをご覧下さい。


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地下に降りてみることは出来ませんでしたが、この進水塔から滔々たる水の流れを見ることは出来ました。


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下まで降りると、すっぽりお尻の辺りまで浸かってしまう深さまで水が来るそうです。

鳥居氏のお孫さんである鳥居徹教授はこの前日に入られたそうです。

写真では判り難いですが、かなりの水量で勢いよく流れています。


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進水塔の横と天井にはこのように通気口が開いています。


(上の写真にはお世話になった屏科大の丁教授が写っています。)



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中に貼られている解説の下には、当時鳥居氏がパイワン族タナシュウ(丹林)社頭目と交わした契約書の写しが印字されています。


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ここは普段は鍵が掛けられていて入れません。

前もってお願いし、開けに来て頂かないと入れません。


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色々お世話をして下さった教授の助手、熱心に研究をしておられる屏科大の学生さん二人、本当に有難うございました!


近くには鳥居信平氏の記念館があります。


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それはこの「喜樂發發森林公園」の中にあります。


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公園に入るとすぐに鳥居氏の胸像があります。

元々來義國小にあったものだそうです。


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ここはこの社區の活動中心として用いられているようです。

ここで豊年祭等行うわけです。


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舞台の横に、パイワン族伝統の石板屋があります。

何の看板もありませんが、ここが「鳥居信平記念館」なのだそうです。

以前は資料も保存されていたようですが、石板屋のため湿気にやられてしまうので移してあるとの事でした。

鳥居氏はお酒が好きでした。ダムを建設する際、ここの頭目と潰れるまで飲み明かすこともあったと言います。

頭目と腹を割った付き合いの末、地元パイワン族の同意と協力の下に造られたのがこの二峰圳。


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90年経った今でも変わらず、澄んだ美しい水を休まず供給しています。

さとうきび事業だけでなく、この地のパイワン族の人々の生活水ともなっている貴重な地下ダムからの水。

今でも鳥居氏は地元の皆様に愛されています。


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パイワンの石塀。本当に美しい。
ここに改めて、國立屏東科技大學土木工程系・丁澈士教授のご厚意に感謝を致します。
多謝!


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