超「右脳」スピ系並木さんと「左脳系」ソニー元社長天外(土井)さんの対談本。

 



犬型ロボット「AIBO」くんの開発などはまさにAIのはしり、
人工知能と脳科学を統合した人間に限りなく近いロボットの実現。
70年前に書かれた手塚治虫の漫画の世界がいまや現実化している。
戦後の荒廃した日本の社会に娯楽として登場し、心を癒してくれた漫画が
まさか預言書のように実現される時が来るなんて!

人類の進化はいまや脳で思い描いたファンタジーのような幻想を
具現化することができるという能力をわたしたちは持っているということ、
いやずっとそうだったけど、気づいてなかっただけだけど。

この脳のシステムの右脳と左脳の分離がなくなって、
2つでひとつみたいな人間のシステムの在り方を教えてくれる。

ひとによっては右脳が強い人、左脳が強い人で個人差がある中、
よくスピリチュアル系の話しや興味の強い人を
あの人はスピリチュアル系だから芸術肌だから…

と、言われがちな右脳派人間のシステムを
学問的に人間のかけがえのないシステムであることを
教えてくれる。

まるでベルリンの壁が崩れるかのように
わたしたちのあらゆる2極の構造、ばらばらのジグソーパズルの
ピースは統合へと向かっている。

そして天外伺朗さんのいう実存的変容とは。
科学や生態学など学問的にとらえた人間というシステムの解明が
意識を研究したらそれは宗教やオカルトを超えて
宇宙の創造のシステムの中にあった。


わたしにとってそれを解明してくれたのは心理学の世界だったように思う。

自分に起こった意識の変容の探求から25年。
やっと何が起こってるのかを理解しつつある。

ユングやマズロー、ケン・ウィルバーやスタニスラフ・グロフなどの情報をもとに
わたしたちが向かっている人類の進化はどこを目指しているのか。
わたしとは何なのか。

わたしという経験がそんな意識の階層の旅を銀河鉄道999のように旅しているのかな。

みなさん、今年もよろしくお願いします。
ご一緒に意識の変容の旅をできることを楽しみにしています💕