インナーチャイルドの癒し・罰と罪悪感のチャイルドとは

元精神科Nsでスピリチュアルヒーラーの

陽月逢心（占い師アンジュ）です

インナーチャイルドには種類が複数あり、それぞれのチャイルドは

相手や環境・状況により、3つの典型的なパターンの顔の出し方をします

それは常に固定された反応とは限らず、リアルタイムで入れ替わり立ち替わりを繰り返します

前回は、多くの人の人生に与える影響度合いが特に大きい6種類のインナーチャイルドのうち

罰と罪悪感のインナーチャイルドのセルフ診断を投稿しました

『〇と〇〇感のインナーチャイルドセルフチェック』

このチャイルドには、「自分が失敗を犯すと罰や苦痛が与えられる」と思考します

また、人に対して懲罰的なところがあることもあります

今日は、罰と罪悪感のインナーチャイルド（罰スキーマ）について、

日常でどんな思考や信念・行動パターンとして現れるのかや、

あなたやあなたの周りで、このチャイルドを保持しているかもしれない人の

特徴などについても、更に詳しくお伝えしていきます

罰と罪悪感のチャイルドの芯にある信念とは

「失敗すると罰を受ける」「誤りを犯すと罰を受ける」「服従しないと罰を受ける」など

「自分が誤りや失敗を犯したり、相手に服従しないと罰や苦痛を与えられる」というものです

幼い頃は誰でも脳が未熟で思考は短絡的、経験も少ないですから

上手く出来ず、失敗や誤りを起こすこともありますよね

そして、大人のように忖度せずにあるがままに自分の欲求に従っていたことでしょう

けれども、そんな時に保護者や養育者・周りの人に寛大に受け止められず

罰として手をあげられたり、家の外に閉め出されたり、食事を与えられなかったなど

苦痛を感じる体験をさせられることを度々重ねる内に、

自分の失敗・誤り・服従しない＝罰や苦痛という思考パターンが出来上がってしまったのです

罰と罪悪感のチャイルドの心の癖

失敗するといたたまれず、とんでもないことをしてしまった・・と大げさに捉えたり

自分を激しく責め立てたり、非難や嘲笑・ダメ認定の烙印を押されたような気分になります

また、失敗することは恥さらしのように感じて、それが明るみに出ると激しく責められると思い

失敗の言い訳をしたり、正当化しようとするところや

失敗の責任が、自分にあると認めたくないと感じます

 罰と罪悪感のチャイルドの考え方の癖

「自分は酷い目に遭う、いじめられる、ないがしろにされる」などという思考を持つ

いじめられ不信チャイルドとこの罰と罪悪感のチャイルドの違いは、

「自分の誤りや失敗に対して罰や苦痛が与えられる」という点で

罪悪感や自責の念、厳格さを持っているという特徴があります

最も避けたい最悪な状況から、このチャイルドを持つ場合のあなたの信念がわかります

あなたが最も避けたい最悪な状況から、このチャイルドを保持している場合の

あなたの中にある、信念・思い込みの内容がわかります

以下の〇〇に当てはまる、あなたが連想する言葉を考えてみましょう

「私は〇〇した時罪悪感を感じる」

「私は〇〇しないと罪悪感を感じる」

「〇〇しないと罰を受ける」

「〇〇すると罰を受ける」

〇〇に当てはまるものは、どんな言葉だったでしょうか

自分ってこんな風に思っていたんだ・・という驚きや、気付きがあったかもしれませんね

それが、あなたの中にいる罰と罪悪感のチャイルドが芯に持つ信念・筋書きとなります

まずは、気付くということ

自分で認識するということが、インナーチャイルドを癒していくために大切なことなのです

失敗予測チャイルドの3つのモード・顔の出し方

①言いなり（服従）モード

「失敗すると罰を受ける」や「私が誤りを犯すと罰や苦痛を与えられる」の思考を

そのまま現実化することで、激しく自分を責めたり

実際に、失敗した時に自分から罰を受けたがろうとします

②逃げ（回避）モード

失敗したら罰を受けるという最悪な状況を避けるため、

「失敗の恐れのあることは最初からしない」と考えて消極的になったり、

失敗が明るみに出て罰せられるという状況を避けようと、自分の誤りを隠したがります

③しゃかりき（過剰補償）モード

周りに対して厳格に振る舞い、失敗や誤りを犯した人に罰を受けたがります

あなたの周りにもこのチャイルドを持つこんなタイプの人がいるかも

・失敗や誤りを犯すと自虐的になる人

・失敗や誤りを隠したがる人

・失敗や誤りを人のせいにしたがる人

・失敗や誤りの言い訳をしたがる人

このような人は、もしかするとこの罰と罪悪感のチャイルドを持っている可能性があり

前述した理由から、そのような態度や言動となっているのかもしれません

罰と罪悪感のチャイルドを持つあなたへ

「人間は罰によりコントロールされるものだ」という思考を

あなたは、過去の何らかの経験で学んだのでしょう

それは、成長過程や何かの場面で役に立ったこともあるかもしれません

しかし、果たして今のあなたに罰は必要なのでしょうか

罰がなければ、失敗や誤りを繰り返してしまうでしょうか

人は罰によりコントロールされるよりも、信頼や励ましで本領を発揮出来るものですよね

そんなあなただからこそ、そのことをこれから証明出来るようになるのです

では、あなたがこれからもっと生きやすくなるにはどうすれば良いのか

今あるインナーチャイルドの思考や信念を、より建設的で調和をもたらす筋書きのないように

潜在意識のチャイルドの思考を書き換えていくというが根本的な解決策ではありますが、

あなたが、日常の中で自分で出来ることもあります

あなたが「誰かに罰を与えたい」や「自分は罰を受けなければならない」

という思考がわきあがった時、考えてみていただきたいことがあります

それは、誤りを防ぐためですか？

それは、あなたに本当に必要なことなのでしょうか？

他に方法はないのでしょうか？

これから、一度自分な問いかけて考えてみるようにすると良いでしょう

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