ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は『MUSIC編』。私の好きな楽曲をご紹介しようと思い始め、今年の元旦にこのシリーズをスタートしました。
今日は、Suppergrassの『Alright』です。
Supergrassは、1993年にGaz Coombes、Rob Coombes兄弟、Mick Quinn、Danny Goffeyの4人がオックスフォードで結成したイギリスのロックバンドです。1994年にインディーズ・レーベルBackbeat Recordsからシングル『Caught By The Fuzz』を500枚限定でリリースし、瞬く間に完売します。同時にメジャーレーベルのParlophone Recordsに認められ、1995年にデビューアルバム『I Should Coco』をリリースします。このアルバムにはRob Coombesはキーボードで録音に参加していますが、何故か正式メンバーはからは外れています。アルバムは全英アルバムチャートのトップまで上り、人気を不動のものにします。以降2010年の解散までに5枚のスタジオ録音アルバムをリリースし、内4枚は全英アルバムチャートのトップ10内、残る1枚はトップ20内にランクされるヒットになっています。しかし、アメリカでも知名度は低く、いずれのアルバムもチャートインしていません。
『Alright』は、デビューアルバムからのシングルカットで『Time』との両面Aシングルとして発売され、アメリカ映画『Clueless』のサントラ盤に採用されたことも追い風となり、全英ヒットチャートで最高位2位を記録するバンド最大のヒット曲になりました。60年代風のシンプルなサウンドで、それが90年代の若者たちに受けたのかもしれません。
MVでは、冒頭でRob Coombesがキーボードを弾いていますが、本編では登場していません。
次回は、明日10月16日(日)にビーフカツ(回顧録)。愛知県名古屋市中区の『ステーキジーシー』です。