〜した方がいいですか? ① | シンプルに暮らし、自由に生きるための、家と心の整えかた

シンプルに暮らし、自由に生きるための、家と心の整えかた

誰かに何かを証明するためでも、
お仕着せの価値観に従うのでもない、
自分らしい家と人生を作るためのヒントを伝えていきます。

こんにちは。森岡亜由美です。




「〜した方がいいか、リーディングしてください」
とお願いされることがよくあります。
   
  
「会社をやめた方がいいですか?」
「離婚した方がいいですか?」
「子どもは私立に入れた方がいいですか?」
 
 
などです。
そんな時、私がクライアントさんに確認するのは
「あなたにとって『良くなる』ってどういうことですか?
   『悪くなる』というのはどういうことですか?」 
ということです。


目に見えない世界の存在は非常におおらかで、
あなたが一文無しになろうが、人間関係で苦しもうが
「それも経験」と温かく(ある意味)見守ってくれるので
「こうした方がいいかなあ?」と聞いたところで
「あなたの心のままにしたらいいよ」としか基本的には答えてくれません。
そのため、「〜した方がいいですか?」という質問だと
欲しい答えは得られないことが多いです。


なので、リーディングをするときは
本当に欲しい結果を聞いたり、起こってほしくないことを聞いて
「その道を選ぶとどういう体験をする可能性があるか」
を、探っていくという作業をします。
 
  
「会社を辞めたら、自分らしさを表現しながらも
今よりよい収入を得ることは可能でしょうか?」


という質問であれば
「会社をやめると、おそらくこういう感じになると思います」 
というようなことであれば、お伝えできます。
「自分らしさは表現できると思いますが
 人間関係では葛藤があるかもしれませんね」
とか。
 
  

でも、ここで大切なことは
リーディングでどう言われたか、この先何が起こるかではなくて
(まあ、それも参考にはなるかもしれませんが)
「自分がどんな環境(人間関係や経済的な状況)を望んでいるか」や
「自分が何が起こることを不安に思い、怖がっているか」を
しっかり自覚することです。


それがわかっていなければ、どんな道を選んでも、
「この道を通っていいのかしら?」
「この道を行ってどこにたどり着けばいいの?」
と不安と恐れを感じたまま、
ビクビクしていくことになるだろうから。


「〜をした方がいいですか」と聞きたくなるときは 
どの道を行くかよりも、
どこを目指して歩きたいか
(=どんな気持ちで生きている状況を目指したいのか)
を考えることの方が大切なのだろうと思います。


目的地がないまま、
誰かに勧められた道を選んで
不安と恐れの森に迷いこんでしまうのは、
1番望んでないことではないのかな?
と思うのです。