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ヤンゴン2日目。
朝食後、まずはボージョ―アウンサンマーケットへと向かいました。
地元民も来るのかもしれないけど、どちらかというと観光客用マーケット的な感じ。
バンコクの、ウィークエンドマーケットを縮小させた感じです。
売ってる物は、タイでも買えそうな物が多くて、あまり興味が惹かれなかったんだけど
日本人が経営している「SHINON」というお店で、自分用にコーヒーを、写真には写ってないけど職場用にクッキーを買いました。
この写真は、こちらのサイト(→★)より拝借しました
タイ人ってのは、日本のお菓子は争奪戦になるのに、近隣諸国からのお土産には見向きもしない傾向があります。
普段から階級社会で生きているせいか、ミャンマー人やラオス人を見下してるし、そういう差別に無頓着というか当たり前というか。
なので、ミャンマーで日本人が作っているお菓子(実際作ってるのはミャンマー人だと思うけど)なら、まだ喜ぶかな…というあえての選択でした。
まあ、日本のお菓子ほどの食いつきはなかったけど、それなりに捌けたのでミャンマーっぽいお菓子よりは好評だったのではないかと思ってます。
コーヒーと一緒に写ってるお椀は、ミャンマーの貨幣チャットを使い切りたくて買った漆器。
ミャンマーの伝統工芸品です。
私が買った物は、中は竹を巻いたそのままの表情を生かし、外は真っ黒とシンプルな物ですが、一般的にはカラフルな物が多いです。
これは、以前お土産に貰った漆器のお皿。
10年以上使っているので、漆にひびが入ってしまってますが。
軽いし割れないので、引っ越しが多い我が家では重宝しています。
マーケットを後にし、次に向かったのはヤンゴンを代表する観光名所と言っても過言ではないシェダゴンパゴダ。
バンコクでいうワットポー、シンガポールでいうマーライオン的な位置づけですね。( ´艸`)
しばらく歩いてると、サインと道の奥に金色に輝くシェダゴンパゴダが見えてきました。
出入り口の1つ。
エスカレーターもあって、かなり立派で豪華です。
国力は全く違いますが、ふとブルネイのモスクを思い出しました。
中心にある仏塔。
かなり大きいので、引きでないと全景がはいりません。
パゴダ内には、立派な菩提樹もあるし
目を凝らせば、細かいところまで細工があって素敵なんだけど
そういった良さを、全て壊してるとしか思えない安易な銅像。
例えば、イタリアのミケランジェロやベルニーニ、日本の運慶のようにその作品が芸術作品として高い評価を得ているような像であればいいけど、こういう地方の遊園地にありそうな銅像があると、一挙にチープに思えてしまうのは私だけでしょうか?
しかも指差ししてて、何だか押しつけがましい感じ。
別に像がなくても、そこがお祈り場所であることはわかるので、いらないと思うんだけどなぁ~。
あんた達が指図するから、だから却って誰もお祈りしていないんじゃ?と穿った見方をしてしまいます。
見た瞬間噴き出した像。
一体このちょび髭乳首のおじさんは、誰?
誰だか全くわからないけど、おじさんの腰布の柄が…
この写真は、Wiki先生から拝借しました
こちらの、ビッグボーイを髣髴させましたwww
パゴダの像も、挙げてる手にお盆を乗せて「パゴダバーガー」「ヤンゴンバーガー」「仏塔バーガー」なんかの名前で売り出せば、一商売できそう!
そんな邪推な気持ちの私とは正反対の、信心深い信者たち
まあ、ここまで好き勝手書きましたが、一応私も仏教文化のある国に生まれ育ったので、敬意を払ってお参りはちゃんとしてきましたけどね。
パゴダ近くのお洒落なカフェで軽く昼食を取った後は、夫の希望でミャンマー国立博物館へ。
見所は、ネットでも「獅子の玉座くらい。」と言われてるその通りでした。
この写真は、こちらのサイト(→★)より拝借しました
その他展示物は、年代別でなくカテゴリーごとに分かれていたせいか、歴史的な流れもよくわからず、「ふーん。」的な感想しかありません。
自分が来たがったくせに夫なんて館内が無駄に大きいせいか、歩き疲れて興味のないカテゴリーだと見学を止めてロビーのベンチで休んでたくらい。(まだ体調が回復していないせいもあったけど)
入場料とは見合わない、スキップしても全然な博物館でした。
もっと展示方法を、工夫して欲しかったなぁ~。
歩き疲れた私達は、近くのカフェで休んだ後、ホテルに戻ってヤンゴン散策を終えたのでした。