じゃ。お元気で…編集する 全体に公開
2010年05月17日21:18
口蹄疫が 半端なく襲ってきます。

もう目の前まで来ています。

恐怖 諦め 立ち向かう勇気 守る強さ

この得体のしれない怪物と戦うため、

いろんなものを 犠牲にして 
莫大なものを 犠牲にして、


母と交わした言葉。


この病原菌と 戦うため
この病原菌を ここで食い止められるように、

電話で交わした言葉。

しばらく会えないけど、じゃ、お元気で。



親子なのに 肝心な時に一緒に居れない辛さ。

親の背中を見て この仕事をしようと勉強し、
来年にも 親と一緒に規模拡大しようと計画してたのに、

父と母は覚悟を決め、

もし 感染したとしても、ここで食い止めるexclamation ×2
そう言って、しばしの決別の言葉を放つ。


父は 脱サラして35歳のとき 単身で 但馬牛を求めて
温泉町へ行った。

家にあった有り金全部持って。

1頭の雌牛をパートナーに選び、
その足で 上別府種畜場へ

アポもとらずに 社長に交渉し、
自分のパートナーに一番の気高の血統を付けたいexclamation ×2

その熱意を買っていただき 第20平茂のストローを
初めて宮崎に入れる。

それから始まる 私たちの貧乏生活。

今となっては パイオニアだが、
その当時は異端児で、農協からすりゃ厄介者。

そんな父の牛が 評価されたのは、
奇しくも10年前 口蹄疫のころから。

それから 立て続けに基礎メス牛に選ばれ、
多いときには3頭の雌牛が 基礎メス牛に選ばれた。

今でもその3頭の子や孫が半分を占める。

9割が 自家保留で 優良メス牛の評価をもらってる。

やっとここまで来たのに。

そろそろ 私も覚悟決めなきゃ。




泣かずに


涙見せずに




しばらく 会えないけど、

戦いが 終わるまで、


じゃ、お元気で。