ふしぎ物語の語り部、きょう子ですニコニコ


今回もご訪問、ありがとうございますドキドキ



4話目に突入しました📚



前回までのお話はこちらから💁‍♀️ダウン







〜出逢い〜編から、〜縁(えにし)〜編に入ります。


楽しんで頂けたら嬉しいですニコニコ


では、始まります▶️






『宇宙から来た桜の精霊』〜縁〜④


あぁ、本当だったんだ! 

夢ではなかったんだ…


妙な安心感を覚えていると、少年は、そんな里美の気持ちを見透かしたように、


「君はまだ、目に見えない存在を見る能力が未熟なだけだよ」


「僕はずっとここに居たんだよ。君が、おはようと声をかけてくれたときもね」と、言いました。



「見る能力が未熟だから、あなたが見えるときと、そうでないときがあるの?」


里美は尋ねました。



「そうだよ。慣れて来るともっと見えるようになる」


少年は答えました。



「私は里美。里美と呼んで。あなたのことは、なんて呼んだらいい?」



「僕らは名前で呼ばれるという習慣がない。だから、好きなように呼んでくれたらいい」


里美は戸惑う事ばかりでした。


「そうなの?じゃあ…」


里美はちょっと考え込みました。


カタカナの名前がいくつか浮かんで来ましたが、どれもピンと来ません。


そうだ!

「桜木くんは?」と言ってから、


「そのまんまじゃん!」と二人で吹き出してしまいました。




二人が笑っている間にも、桜の花びらはどんどん散って行きました。




「桜木くん、花が散るときってどんな気分?」

「哀しい?しんどい?」

と、里美が聞きました。


桜木くんと名付けられた少年は、

「人間から見ると、花が散ると終わりに思うかもしれない。でも僕ら樹木にとっては、今からスタートなんだ」と、答えます。


「だから花びらを散らすとき、あぁ、新しい一年が始まるな、と感じている」



「へぇ、そうなんだ!」



里美は、周りの桜の木を改めて見渡しました。


どの桜も風に揺れながら、風に乗って、無数の花びらを散らしています。


花びらは雪のように、小道に積もって行きました。



「ねぇ、さっきは何を歌っていたの?」


里美は、少年に目を戻して尋ねました。


「あぁ、あれは祈り。祈っていたんだよ」


少年は空を見上げて答えました。


「祈ってた?」


「この地球の神にね。それと、僕の星の神にも…」


「ふ〜ん」と、里美。



「僕はね、地球に来るのは二度目なんだ。今回も君に出逢えたことを感謝していた」



「えっ!私に逢うのは二度目?」
里美は驚きました。



「うん、一度目はこの地球の年月で、400年ほど前かな。君は、お爺さんだった」


里美は、もはや少年が何を言ってるのか分からなくなっていました。


400年?お爺さんだった?私が?…







             次回へ続く…お楽しみに爆笑ビックリマーク




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