夕方
気付いたら
セミがたくさん
鳴いてますね。
そんな日々が続き
その時間外に出ると
あー
こんな時間か
って
より
思い返される。
あの日は
静かに
真っ赤な夕日が
空一面に
広がってた。
逢いたいな
毎日見たいな
愛おしい我が子。
セミも
一生懸命に
"生きている"
を
声で
残している。
息子も
ここの世界に
いたんだよ
そしてこれからも
いるんだよ
って
私が
生きているかぎり
残すんだよね。
一緒に
いるもんね。
ずっと
ずっと
一緒だもんね。
これからも
大切な我が子よ。
会いたい
逢いたいね。