琵琶湖で水上飛行機 | 琵琶湖で のんびりフローターゲーム

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四角四角四角四角四角 今度は水上飛行機ですか、大造さん? 四角四角四角四角四角

 

水上飛行機で琵琶湖遊覧 滋賀県、復活へ調査

 

滋賀県の三日月大造知事は、かつて琵琶湖で行われていた

水上飛行機による遊覧飛行の復活に向け、広島県の航空運送会社と

可能性を調査してるらしいのですが...(汗)。

 

それって必要なんですかね?

 

 

 

 

 

四角 かつては「軍都」だった大津市

 

太平洋戦争当時、琵琶湖周辺には多くの軍事施設が存在していました。

 

唐崎にあった滋賀海軍航空隊を始め、際川の大津海軍航空隊や陸軍少年飛行兵学校のほか、比叡・山上にも特攻基地などの軍事施設が存在していました。

 

琵琶湖で訓練中の航空学生

 

湖岸にあった格納庫と訓練生

 

また、大津市馬場(膳所のあたり)には昭和10年位から民間の「天虎飛行研究所」という、水上飛行機訓練施設があった記録が残っています。

 

この水上飛行機訓練施設も戦時においては、海軍予備航空学生の養成所になっていましたが、終戦とともに米軍によって解体されたそうです。

 

当時の米軍が作製したマップです。十字マークの辺りにある、Hangerが海軍予備航空学生の養成所跡

 

 

終戦後湖と空を一体化した総合観光地として、昭和36年から昭和47年までの11年間、水上飛行機2機が遊覧飛行用として琵琶湖を拠点にしていたそうです。

 

昭和30年代後半の様子。奥に見えるのはご存知、たけし城(琵琶湖文化館)

 

つまり、三日月知事の言うように、水上飛行機による遊覧飛行の復活が実現すると、再びこういった景色が見れるわけです(ただし、応援しているわけではありません)。

 

 

 

四角 では、なぜ消えていったのか?

 

「湖と空を一体化した総合観光地」といえば、聞こえはいいですが、ではなぜ高度成長真っ只中の昭和40年代に消えてしまったのでしょう。

 

三日月知事は「実現すれば、上空から琵琶湖の雄大さを実感できる素晴らしい観光資源になる」と強調していますが、何を根拠にそんなことを言っているのでしょうか?

 

過去の失敗をも考慮した上での意見なんでしょうか...。

 

 

そもそも、水上飛行機は通常の飛行機とは全く別物だと言われています。風の影響のみならず、舗装路と違い不安定な水の上に着水しなければならない訳ですから。

 

また、陸上機よりも長い離着距離が必要です。

これは離着水共に陸上機よりも浅い角度で加速、離水しなければならないからで、それは広大な閉鎖水域(長さ1キロ以上)が必要になることを意味しています。

 

離水時

着水時

 

現代のように観光遊覧船、漁船、レジャーボートでひしめきあう南湖では無理でしょう。

 

では、北湖なら?

 

季節を問わず、ちょっとしたことで表情を変える北湖で、水上飛行機を離着水させて危険が無いとも思えないのですが...。

 

ましてや、北湖ではアクセスが悪いので、思ったような経済効果は得られないのではないでしょうか。

 

 

 

四角 確かに水上飛行機は魅力ですが

 

カナダ・バンクーバーなどは、こういった水上飛行機が結構、活躍していますね。

釣りキチ三平三平君も、水上飛行機のおかげでキングサーモン・ダービーで優勝することが出来ましたし(笑)。

 

クエスト・エアクラフト社製のKODIAK 100

 

内部も豪華ですね。4点ベルトが危険さを物語っていますね(爆)

 

 

正直言いますと、個人的は非常に乗ってみたいです。興味はあります。

 

 

ですが、現在の琵琶湖にとって負担となるばかりか、こういった事業に行政が率先して動いているということを考えると、とてもじゃないですが賛成しかねますね。

 

あまりに無節操で短絡的な、この水上飛行機による遊覧飛行計画。

 

恐らく頓挫するとは思いますが、もし予算がついたら...あぁ恐ろしや(汗)。

※しかし、次から次によくもまぁ、色んなことを思いつくもんです...

 

 

せとうちSEAPLANES社には問題ないのですが、行政に問題が...(汗)