✏️「鎌倉ハムゴーロゴロ…」
江戸川乱歩のある作品に、
『鎌倉ハム大安売り』という章がある。
また別の作品の中に、
「芋虫ゴーロゴロ」という一文がある。
これがいつの頃から私の頭の中では、
「鎌倉ハムゴーロゴロ…」
という言葉でインプットされている。
「芋虫ゴーロゴロ」の方も
結構むごたらしい作品なのだが、
『鎌倉ハム大安売り』のおぞましさには負ける。
昔、近所のスーパーで
鎌倉ハムがイチオシ商品として
売られていたのを見かけたとき、
鎌倉ハムが本当に存在していた
という驚きとともに
(架空の商品だと思っていた)
全身にぞわぞわ〜:(;゙゚'ω゚'):
と、悪寒が走りちょっと困った。
もちろん
鎌倉ハムが美味しいハムであろうことは、
高級そうなパッケージからも分かるけど、
あのハムの中には・・・(((;゚Д゚)))
(以下省略)
と、つい想像が膨らみ
またもや、ぞわぞわ〜:(;゙゚'ω゚'):ノ
と、無限ループの沼にハマる。
鎌倉ハムからすればとんだ貰い事故である。
この作品の発表当時、
乱歩先生は訴えられなかったのかなァとか、
現代だったらほぼ間違いなく
訴えられるわよねェなどと、
夕方の混み合う売場でボォーっと、
いらぬ想像をしてしまう(←邪魔ですやん)
「鎌倉ハムゴーロゴロ…」は、
破壊力抜群なトラウマ的呪文
なパワーワードなのである。
とはいえ、私のなかの
変態小説ランキング(?)
不動の上位にランクインしていることには
変わりないのだけれど。
✏️「鎌倉ハムゴーロゴロ…」
_:(´ཀ`」 ウェ