その2

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17:00ころ、あたしひとりでお部屋へ。


穴の空いた木の椅子に座って、先生が内診、ていうか、ゆっくり手を入れて・・。


ほら、きたよーってセンセがいうと、きゅーって反応する子宮さん。


そして、少し世間話をして、またきゅーってくる。
また世間話をして・・
てのをなんどか繰り返し。


だんだんと、でもゆーっくり強くなって、間隔の狭まる陣痛さん。


「これがねー、もう少しお尻の方を向いてくるからねー」
ていいながら、次の陣痛を待つ。


次はセンセが言ったとおり、ずしっとお尻の方に回ったような痛みにかわる・・

なにこれ、センセ目で見ているかのような的確さ!!
その都度、分かった?って聞いてくれる。


17:30、だんだんと強まる陣痛。
(でも、まだ結構余裕あったかな)


センセが長に、お母さんと僕ちゃん呼んで~って。

んー。まだそんなじゃないけどなーって思いながら・・


そして。
だんだんだんだん、本格化する痛みに耐えながら、さ、何歌う?て
「翼をください」を歌い出すセンセ。

あたしも一緒に。
なんとなく、いきむ場所やタイミングが分かってくる。

よし、あと2-3回歌ったらプール入ろうね、と言ったのが18:00過ぎだったかな。
潮の声が聞こえて、まもなくあたしはプールにイン。


ギリギリもなんだから、一回ママの顔見においで~と呼ばれた潮。
笑顔でとことこーって部屋に入ってきたけど、
見たことないプールと、ママのただならぬ状況に一瞬ドン引き。笑


でもおもちゃのブーブを走らせながら、自分に言い聞かせるというか、この状況を飲み込もうとしているように見えた。
そしてその作業を終えて、あたしのとこに駆け寄ったり、またおもちゃで遊んだり 自由にしていた。



いよいよ間隔が狭まり、痛みも最高に。
叫んでいいからねー
って、みんなで一緒に 翼をくださいを歌う。
とくに「飛んでー行きたーいーYO!」のYOを何度も。笑
でも確かにいちばんイキめる気がした!

波が去ったら、潮と少し話して、
また波が来て・・
何回くらいだろう。
4-5回??
でも最後の2回はもう出るタイミングだったからな。


18:41
長と潮、敏子も立ち会い、一緒に歌いながら新しい命を迎えました!!!

長に手を取ってもらい、後ろ向きで産んだので、あたしは出てくる瞬間はみてないけれど、振り返って態勢を変えている間、ふわふわと水の中を泳いでいたベイビー。

あたしがそれを取り上げて、なでなでしていると、元気に産声をあげました。

しかも男だと言われていたのに・・
あれ?!ついてなくない?!
女の子でしたーーー!(≧∇≦)

(実は初め女の子と言われていたのに8ヶ月のときやっぱ男かも!といわれショック(笑)をうけ、それでも男兄弟を育てる覚悟をやっと決めたところだった。笑)

へその緒を長が切り、
晴れてひとりのヒトに。


水から上げた瞬間、生まれたての潮にそっくりで、うしに見せたら、すごく恥ずかしそうに、でも嬉しそうに笑っていました。


産んだあとは恐ろしく爽快、
興奮ホルモンでなかなか眠れなかったけど、会陰切開もなく、裂けてもなく無傷ということ、結果1時間半の超安産のおかげで、かなり余力のある状態でした!


本当にすてきなお産ができたことが嬉しい!それがしかも「娘」。

将来いつか、この子が出産する時には、親として、女として伝えたいことが沢山あるな、と思った妊娠~出産でした!



医療に限らず、便利なことが溢れすぎている世の中。
それに甘んじることは、むしろマイナスになる、
・・ていうか逆か。
甘んじないからこそプラスに?
ま、どっちでもいいや。


昔ながらの知恵や経験に
全て詰まっている気がした。


もちろんミルクも使わず、おっぱいが出るまでは糖水を足す。
布オムツも当たり前だし、産後すぐから母子同室も当たり前。

でもなんの不便も感じない。
むしろ、病院でうんだ潮の時の方が、記憶もうつろだし、(促進剤&麻酔使用)
生まれたばかりの赤ちゃんと一緒の布団で寝て、朝から晩まで全てお世話する方が、とっても幸せ。


この助産院で、あのセンセに取り上げてもらったことが、
あたしの人生の中でとっても重要な出来事になったと思う。

蓄膿症になって、妊婦は飲まないで系の抗生物質を処方された時も、そんなの飲まないで早く来なさい~って、気功のセンセにマッサージしてもらったら嘘のように治ったし、


実は逆子にも3回なって、逆子体操もしたけど、最後はセンセが手で回して直してくれたんだよね。
外から何度も赤ちゃんに話しかけながら、汗かきながらゆっくりゆっくり回して行くの。
お腹切るなんて絶対ダメ!って、
きっと昔の人はこうして直したんだろうなー。


自分で産んだって実感があれば、子育てが全然違うものになる。何があっても乗り越えられるのよ!って。


今回、ほんとにゆっくりこの子が産道を下りてくるのが分かったし、あたしが頑張るというより、赤ちゃんが自分で頑張って、自分のタイミングで進んで来てるのが手に取るように分かった。
あなたはほんとに生理的出産をしたわね。

って言葉が、嬉しかったけど、
全てセンセが導いてくれたもの。
まっすぐに、人を信じて自分を信じて赤ちゃんを信じた結果だったと思う。

あーー
ほんといいお産だった!


この幸せな入院生活も今日で終わり。ここからが大変だー!


以上!
忘れないうちに!

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