梅雨の晴れ間の暑い日、松尾大社にお詣りをしました。


夏越の大祓(なごしのおおはらい)の、茅の輪をくぐる人が沢山いました。


夏越の大祓では、白い紙製の人形(ひとがた)に名前と年齢を書いて、


息を3回吹きかけた人形で身体を拭い、上半期の穢れを祓います。


車形やバイク形、自転車形もあり、


車種・車ナンバー・運転者の名前を記入して、


人形と一緒にまとめて神社に納めます。


我が家では6月中旬くらいまでに行っています。


御志納金は、社務所に直接納めることもできると思うのですが、


我が家は前もって振込みにしているので、


わざわざ熨斗袋にお金を包んで納める手順は(いいのか悪いのか)省かれます。



8の字に茅の輪を3回くぐって穢れを祓います。


わかりやすい説明図が設置されています。


茅の輪くぐりを済ませた後、年末に授与した御札(おふだ)と茅の葉を古札所に納め、


(御札は半年ごとに、茅の葉は1年ごとにいただいています)


半年間の感謝と、新たな気持ちで本殿にお詣りします。


6月30日の大祓式の神事が執り行われた後、


新しい御札と「茅の輪まもり」が自宅に届きます。


「茅の輪まもり」は茅の輪を模したミニサイズの御守りです。


お詣りに来た人は、茅の葉を1本ずつ持ち帰ります。


茅の葉は1年間、玄関先に飾ります。


今月のことば


みな月の 
夏越しの祓 する人は
千年の生命 延ぶといふなり


昨年までずっと「千歳の命」だったのが、今年は「千年の命」に変わっていました。


どちらも意味は同じです。


さて、今日から7月。今日から祇園祭です。


キュウリを食べない1ヶ月。


京都の夏が始まります。