みなさん、こんにちは。カウンセリングサービスの大野愛子です。木曜日は「うまくいかない恋の処方箋」をテーマに、大門昌代大塚統子と共にお送りしております。今週は、大野が担当させて頂きます。  

 

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◆終わりにしようと思ったけれど…

 

別れたはずなのに、関係が続いてしまうことがあります。

 

たとえば、こんなケース。

別れたはずの元彼とまだ会っている。

ケンカもしなくなったし、むしろ今のほうがいい関係という皮肉さ。

気になるのは、今だに時々は身体の関係があること。

決して良いとは思えないけど、なんとなく踏ん切りがつかない。

 

そして、こんなケースも。

彼は既婚者、いわゆる不倫。

お互いに話し合って、半年前に別れようって決めた。

でも、まだ彼からは連絡が来るし、それを私も待ってしまう。

結局また会うようになって、離れられなくなった。

 

そんな方に「どうしてそんなつらい状況にあえて身をおいているのですか?」と聞くと、きっとこう答えるでしょう。

 

「本当はやめたいんです。だけど…」

だけど、という言葉に続く心境はさまざまです。

 

連絡が来るということは、まだ私のことを好きでいてくれるのかもしれないという淡い期待がある人。

 

このままあっさり別れるなんてなんだか悔しい気がするから、新しい人を見つけてから別れてやろうという、ちょっとした復讐心がある人。

 

あまりにも傷つきすぎたから、今はもう少しこのままでいたいというような、折れた心を休ませたい人。

 

「まだ好きなのか?」と聞かれたら、好きという気持ちとは、ちょっと違う何かが存在することも多いようなのです。

 

◆私を好きになってくれるのは彼しかいないから…

 

こんな言葉を、聞いたことがありませんか?

「ひとりでいるよりも、ふたりでいるさみしさのほうが、もっとつらい。」

 

それなのに「ふたりでいるほうのつらさ」の方を選んでしまうなんて、つくづく人は矛盾しています。

 

ですが、そもそも「私を好きになってくれるのは彼しかいない」なんて思っている人にとても多いパターンのようです。

 

彼のひとことですべてが決まってしまうぐらい、自分に自信がなくて。だから、ごく自然に彼に合わせたふるまいをしてしまう。

 

別れたいのに別れられないことに理由があるのだとしたら、「まだ彼が私を必要としてくれるから」なのかもしれません。

 

必要としてくれるということは、まだ私に愛情が残っている証なのではないかと思う女性はとても多いようです。

 

◆自分に軸を取り戻すことから始めよう

 

だから、こう考えてみてください。

会いたいのは自分で、会いに行っているのも自分。

この関係を望んでいるのは、自分なのかもしれない。

 

すなわち、別れたくないのは自分で、自分で望んで関係を続けているのだということ。少々きびしい見方ではありますが、自分に軸を取り戻すためには大切なプロセスです。

 

それがないままだと「彼がそう望むから、私もそうする」というような、相手次第で振りまわされる「主体性のない関係」が続くようになります。

 

人生の決定権を相手にあずけていると、つねに曖昧な流された関係になりやすくなります。幸せになることが自分次第ではなく、相手次第になりますからとても苦しいです。

 

「主体性」とは、私が望んでこうしているのだという自覚のこと。だから「自分で選べるようになりましょう」というのが、カウンセリングにおけるひとつのテーマになりますね。

 

「自分で望んで、そうしているのかもしれない。」

まずはその視点をもつことで、自分に軸を取り戻していきましょう。彼と別れるか別れないかを決めるのは、それからだっていい。

 

自分に軸を取り戻せると、「これから先の自分」を選んでいけるようになります。それは恋愛ばかりではなく、あなたの生き方そのものに大きな影響を及ぼすことでしょう。

 

そんな「自分を生きたい」と願う女性たちのためのカウンセリングをしています。良かったらご相談くださいね

 

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Blog30代からのうまくいかない恋愛と40代からのこじれた男女関係に。

婚活・失恋・復縁・不倫など、恋愛についていろいろ書いています。

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