ラブ・カウンセリングのブログ-プロフィール-大門昌代

木曜日は「うまくいかない恋の処方箋」がテーマです。

担当は、大塚統子・大野愛子とお送りしています。
今週は、わたくし大門昌代の担当となります。

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ヤマアラシのジレンマという話しがあります。
私は実物を見たことがないのですが、ヤマアラシは身体中に針があります。
そんなヤマアラシが、「なんだか寂しいな」と思って彼女を作った。
二人はお互いが大好きなので、いつも一緒にいたい。
くっついてギューーーッてしたいのですが、なにせヤマアラシですから、ギューーーーーッとしようとした瞬間に、イタッ!!となります。
そして、離れます。
離れると、寂しいですから、またくっつこうとするのですが、くっつこうとすると、イタッ!!となる。
そんな距離感におけるジレンマのことを表しています。

彼とやっと仲良くなれたと思ったら、連絡がこなくなってしまった。
嫌われたのかと思っていたら、また連絡がきて仲良くなった。
しばらくしたら、また連絡がこなくなった。
こんなことを繰り返してしまう恋愛を、ヤマアラシのジレンマなんて言ったりします。

「キミのことが好きだ」なんて告白されて喜んでいたら、翌日「やっぱり友だちのままでいよう」なんててメッセージが届く。
 
何だか気まずくなったので、しばらく連絡をとっていなかったら、彼から「やっぱりキミのことが大切だ」とてメッセージが届く。
 
嬉しくて会う約束をしたら、デートの直前に「やっぱり会うのはやめよう」なんてメッセージが届く。
 
ヤマアラシまくりな彼ですよね。

恋愛におけるヤマアラシのジレンマの場合、針の下には知られたくない自分がいます。
ちょっと寂しがりな自分とか、自信がない自分、甘えん坊の自分など、普段は隠しているけれど、誰かに受け入れてもらいたい部分というのは、誰にでも少なからずあるかなと思うのですが、ヤマアラシのジレンマになってしまう人の場合、その隠したいという思いがとても強いのです。
 
「こんな自分を知られたら嫌われてしまう!」という強い思いがあるので、頑丈な針でその知られたくな自分を防御しています。
 
でも、知られたくない自分というのは、知って受け入れてもらいたい自分でもあります。
 
ですから、距離ができてしまうと寂しくなってしまい、受け入れてほしいという気持ちも強くなるので、近づきたくなります。

近づくと、「嫌われてしまう!」と怖くなるので、離れてしまうわけですね。
 
このような恋愛にばかりなってしまっているのであれば、相手である彼だけの問題として捉えるのではなく、「もしかして、私にも針があるのかも?」と、考えてみて下さいね。
 
ヤマアラシさんも、タヌキやキツネさんには、なかなか恋をしないかと思われます。

同じヤマアラシなので、恋をしたのではないでしょうか?
 
ということは、二人は似た者同士なのかもしれませんよね。
 
「彼は近づいてきたと思ったら、すぐに離れていく」と嘆くだけではなく、自分にも似た部分はないだろうか?と考えてみて下さいね。
 
そもそもヤマアラシが針で防御しているのは、知られたくない自分でしたよね。

知られたくない自分を、針で防御しつつ、「あなたの針を引っ込めて!」とお願いしても、相手から見るとあなたは、針で防御しているわけですから、怖いですよね?
 
まずは自分の防御を解く必要があります。

隠している自分を、相手に表現していくことです。
それをやったからと言って、すぐに相手も隠している自分を表現してくれるかどうかはわかりません。
 
でも、両者が針を身につけたままだと、いつまでたっても近づくことはできませんからね。
 
まずは自分自身が、防御をやめてみる。

それでも彼が防御を解かないのであれば、解くまで待つというのも方法ですし、そもそも針などついていない人を探してもいいわけです。

自分自身の防御を解いていますから、好きな人に近づいて行っても、相手を針で痛い目に合わせることはなくなりますからね。
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