大塚統子

カウンセリングサービス の大塚統子 です。

木曜日に大門昌代 ・大野愛子 とともに「うまくいかない恋の処方箋」をテーマに書いています。今回は大塚が担当です。

 

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「私のせい」・「私が悪いから」・「私がダメだから」…自己否定は非常に私たちがやりがちなことです。

自己否定の状態では、自分の「悪いところ」や「ダメなところ」にばかりが目につきます。

自己否定をやわらげていくには、「いいところ」や「できていること」にも目を向ける習慣をつけていくのが「王道」です。

マイナスとプラスのバランスが取れるようになると、否定に傾いた自己評価が中和されやすくなります。

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ところが、筋金入りの自己否定マニアさんたちにとっては、「そんなアプローチでは物足りない」と言われることがあります。

そんな時、こんなお話をさせていただきます。

自己否定がやめられない心理のひとつに、とある目的があります。

それは、「私が私を責めますから、どうかこれ以上私を責めないでください。」というものです。

どうやら、これ以上は人から責められるのには耐えられないので、自分で自分を責めますから「どうかもう私を責めないでください。」「自分でやりますから大丈夫です。お願いだから、そっとしておいてください。」ということのようです。

そんなにも、人から責められるのが恐いわけです。

いったいどんな気持ちで過ごしているのでしょうね。
胸がしめつけられるような痛みを感じます。

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この目的から抜け出す視点として、次のような見方があります。

「責められるのではないか」と思うと同時に、こうも思っていないでしょうか。

「あなたは私を責める人でしょう」と。

たとえて言うならば、
「あなたはミサイルを飛ばすでしょう。」
「あなたのミサイルでやられたくないから、私、自爆します。」
というようなことを私たちはしているわけです。

「Aさんは私を責める人」「Bさんも私を責める人」と、「周囲を敵と認定しているのは自分かもしれない」という見方をしてみると、視点が変わるでしょう。

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こうお伝えすると、反応は2通りかと思います。

ひとつは、「だって、Aさんは○○なことをして、Bさんは○○なことをして、私悪くない!」と言いたくなる場合。

かつての私も、一般論の心理解説ですら、まるで自分が責められているように聞こえていました。

「私悪くない!」と言わなきゃいけない時って、苦しい時ではないでしょうか。

人の言葉がすべて自分を批判しているように聞こえたり、出来事の悪い部分ばかりが心にヒットして辛くなったり、わかってくれる味方は誰もいないように感じたり…。

誰かが悪いという話ではなくて、ただ「あなたは私を責める」と「自分が」思っている状態があると気がつけると、見ている世界の捉え方が少し変えやすくなるかと思います。

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もう一つの反応は、「え、私そんなひどいことをしていたの?やっぱり私ってダメかも…」と凹んでしまう場合。

ここは凹む方に目を向けるのではなくて、「私が思っていたのなら、変えられるかも!」の方に目を向けていただければと思います。

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以前に、私がした体験をひとつ紹介させてください。

2ヶ月ほどの短期派遣に行った会社の食堂に、アサショーリューというあだ名のついた人がいました。

体型と不機嫌そうな雰囲気が、お相撲の朝青龍に似ているとあだ名がついたらしいです。

確かに、その人はおかずの乗ったお皿を愛想ひとつなくガンと置いていましたし、その人に頼んだ時はおかずの盛りが少ないと噂もされていました。

アサショーリューさんの態度を見て、大塚はアサショーリューさんが気になって仕方ありませんでした。

観察と言ったら失礼ですが、アサショーリューさんを気にかけていました。

すると、よくない噂があるせいか、食堂を利用する人たちもアサショーリューさんへの接し方がぞんざいでした。

食券を手渡ししないとか、おかずを渡されても無言で受け取るとか。

「それは誰だっていい気持しないだろうなぁ」という態度の方すらいました。

 

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そこで、物好きな私は2ヶ月間、とあるチャレンジをしてみることにしました。

それは、アサショーリューさんに食券を必ず手渡しして「お願いします」と言う、おかずを出してもらったら、「ありがとうございます」と言う、と。

とてもシンプルなことですが、相手からの反応が無くても続けると覚悟のチャレンジです。

私はアサショーリューさんが食堂の窓口にいるのか、毎日のひそかな楽しみになりました。

そしてあっという間に2ヶ月が経過して、どうなったと思います?

派遣が終わりに近づいたある日、おかずを渡してくれる時に、アサショーリューさんがしゃべったのです!

「お待たせ」だったか「はいどうぞ」だったか、私はしゃべってくれたことに興奮して、なんて言われたかは正直よく覚えていません。

でも、とにかく嬉しかったことは、ハッキリと覚えています。

「アサショーリューさん、悪い人じゃなかった!」って。

そして、こうも思いました。

「こういうことって、アサショーリューさんだけじゃないのだろうな」と。

どちらかが笑顔であいさつできていたら、笑顔で反応しあえる関係っていっぱいあるのではないだろうか、と。

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「あなたは私を責める人」というのも、自分が見方を変え、接し方を変えれば、違う関係が築けるのかもしれません。

そして、人に笑顔を向けようとする自分でいたならば、自分を誇らしく思えるのではないでしょうか。


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イベント紹介!

◆名古屋開催! 高見綾カウンセラーの心理学ワークショップ◆

 

「環境に左右されない自分軸のつくり方」
日時:2018年12月9日(日)13:30~15:30 

会場:ウインクあいち(名古屋駅より徒歩2分) 
講師:高見綾
料金:3,240円 
ゲストカウンセラー:池尾千里服部希美 

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※会場に大塚はおりませんが、おススメのワークショップです。

 

◆東京開催! 池尾昌紀カウンセラーの心理学ワークショップ◆

 

【自立三点セット(我慢強い・弱音が吐けない・一人でやってしまう)を手放して、自分らしく幸せになるワークショップ】
<昼の部>「自立三点セットを手放す心理学」 

◇日時:2018年12月23日(日)13:30-17:30
◇受講料:8,640円 (税込)
<夜の部>「自己価値回復の心理学~自己価値を取り戻して自立を手放す~」
◇日時:2018年12月23日(日)18:30-20:30
◇受講料:5,400円(税込)
講師:池尾昌紀
会場: (上野・TKP上野駅前ビジネスセンター
*昼の部・夜の部と2部通し参加いただけると¥12,000+税(税込 ¥12,960)とお得に受講できます。

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