【マツダスタジアム】広 12 - 4 De
DeNA201 100 000 =4
広 島600 006 00X=12
【勝】九里 (9勝5敗)
【敗】飯塚 (1勝3敗)
【本】田中7号
【戦評】
広島は2点を追う1回裏、田中の先頭打者本塁打など打者一巡の猛攻で6点を奪い、逆転に成功する。その後6-4で迎えた6回には、菊池、安部、岩本の適時打が飛び出し、リードを広げた。2番手・九里が今季9勝目。敗れたDeNAは、初回に2点を先制するも、先発・飯塚が精彩を欠いた。
田中 (初回、先頭打者ホームラン)
『レフトフライかなと思いました。思ったよりも飛んでくれてよかったですね』
岩本 (2安打3打点の活躍)
『ここに立てるということがうれしいです。1打席1打席が勝負だと思って今年取り組んでいます。その結果がいい形で出ていると思います』
【緒方監督の談話】
(打線が2度の打者一巡)
『初回に2点を取られ、広輔の本塁打があった後の2死からラッキーな安打もあっての6点は非常に大きかった。なかなか2回以降は点を取れず、追い上げられる中で、また6回つながっての攻撃だった。今日は本当に打線が活発に得点を挙げてくれた』
(田中の先頭弾が勢いづけた)
『昨日も打線がなかなか得点できなかったので、そういうところもあっただろう。昨日の分も一気に爆発した感じの集中打だったと思います』
(菊池にも当たりが出た)
『今日も早くから、午前中からバットを振りまくっていたらしいね。2時間くらい振っていたんでしょ? 自分の中でも悔しさがあるだろうし。その中でもバントしかり、失敗しても、その後、取り返しいているからね。レギュラーなので、彼は』
(マジックが2となった)
『とりあえず明日、勝たないとゴールテープは切れない。まずは勝つことが条件なので。勝つといっても明日も変わることなく、我々がやってきた野球をやるだけです』
(地元での胴上げをファンは望んでいる)
『もちろんそう思っている。勝たないと、それもね』
中村祐が初回から2失点するも、打線が繋がり一挙6点。その後追い上げられるもまた一挙6点。現地はお祭り騒ぎで最高に盛り上がりました。
連覇までいよいよM2。
他球団が大型補強する中、カープはほぼ昨年と変わらない戦力。誰が連覇すると予想できたでしょう?現有戦力の底上げで誰かが抜けても穴を埋める救世主が次々と現れ、層の厚いチームへと成長しました。そして、スタジアムを真っ赤に染めるファンの声援もまた後押しになったはず。なかなか難しい連覇がついに達成しようとしてます。その瞬間をしっかり目に焼き付けよう。