家庭の役割って、どこにある? | ハンサムおかんの子育て塾~発達障害児を育てるお母さんの心をサポート

ハンサムおかんの子育て塾~発達障害児を育てるお母さんの心をサポート

大阪を拠点に活動中。発達障害児を育てるお母さんに向けて「信じて見守る子育て」を発信しています。元毒親。息子の発達障害をきっかけにコーチングを学び、起業しました。「気質」×「コーチング」×「方眼ノート」でありのままの子どもを認めて伸ばす子育てを伝えています。

「しまった・・・時間をしくった。」

 

週明けの今朝、

学校に7時集合だったらしい長男。

 

前日にクラブノートも

書き終えていた安心感からか

うっかり二度寝してしまい、

間に合うはずの朝錬の

集合時間ギリギリに・・・

 

 

 

 

 

しかも外は雨。

 

いつもなら雨の日は

私が学校近くまで

送っていたのですが、

今月いっぱいは

私が車の運転禁止のため

それもできず、

自宅近くから学校近くに走るバスは

始発が6時55分。

 

もっと早いバスで

駅から学校最寄の駅まで移動しても

駅から学校まで徒歩15分。

 

 

おぉぉぉぉ~っ(号泣)

 

 

一瞬ですが

頭を抱えていた長男。

 

けれどすぐさま立ち直り

雨の中を自転車で行くことに

決めたようです。

 

そのため

考えられる限りの

完全防水スタイルで身を固め、

先ほど家を

飛び出していきました。

 

 

 

 

 

まぁそもそも

送ってもらえる可能性がなく

自転車通学している子なら

こんな朝でも

普通に学校に登校するのでしょうけど。

 

そこは甘く育てていることは

間違いありません(開き直り苦笑)。

 

 

 

 

 

小さい頃は

「あーダメだ」

と思うと

簡単にあきらめて

すべてを投げ出す子でした。

 

パニックには

あんまりならなかったけれど、

できない積み重ねで

無気力になっているように

感じることもありました。

 

 

 

 

 

それは私自身が

「できないとダメ」

という思いで

接していたことも

原因の一つだと思っています。

 

人よりもできないことが

多かったため、

外でみんなと同じように

できるようになるためには

「頑張ってできていないとダメなんだ」

そんな気持ちを

彼に押し付けていたんだと思います。

 

 

 

 

 

「この方法でできなくても、このやり方があるよ」

「失敗したときは、こうするんだよ」

「失敗しても大丈夫、次はどうすればいいか考えよう」

という

将来彼がひとりで生きていくために

必要なことを

教えられるのは、

子育ての期間中。

 

そのときはわからなくても、

大人になっていったときに

確実に伝わるように、

そこを見据えて

接していくことが

大切なのではないかと

思えるようになりました。

 

なので今日も

「起きる時間をしくった・・・」

という長男と

なんとか間に合うアイデアを

一緒に考えつつ、

それでも長男のペースで

彼の選択肢で行動してもらい、

「なんでもっとしっかりしないのよ」

「早くしなさい」

も言わず、

「やってみよう」

「まだ間に合うチャンスはあるよ」

と言い続け

送り出しました。

 

 

 

 

 

結果的に間に合ったかどうかは

わかりませんが、

どちらであっても

長男にとって

またひとつ

何かを経験したとは思っています。

 

子育て中の家庭って、

外で子どもたちがちゃんとやっていくための

練習の場であり、

実践の場であり、

失敗したときの心を癒す場であり、

休養する場であると

思います。

 

外と同じように頑張る場になると、

子どもたちの心は休めません。

 

少しくらい甘えてもいい。

少しくらいサボってもいい。

 

少しくらいわがままでも

少しくらいできなくても

少しくらい手がかかっても、

それでも笑顔でいてほしい。

 

 

 

 

 

そんな場を整え

手を広げて受け止められるように

なっていきたいなぁ。

 

雨の朝、

長男から1時間遅れで

登校の準備をする次男と

会話をしながら

思うおかんでした。