仕事と家庭を両立しながら
海外女子旅プランニングと
ボタニカルアート(植物画）を愛する
美衣（Mie）です。
娘との日々のお話
その2です。
予定日より10日早く生まれた娘は
2900gの
ややほっそり気味で生まれてきました。
帝王切開であったため
病院でしばらく入院後
私の実家で1ヶ月ほど過ごしました。
娘は
抱っこ大好き
抱っこの浮遊感で
眠るのが大好きな娘は
寝るまでだっこ。
眠ったな～と
そっと布団に降ろそうとすると
ギャー
と泣いて
私を寝かせてくれません。
気づけば
新聞屋さんの配達音が聞こえ
あ～
朝が明けた
ということも
一度や二度ではありませんでした。
母乳がたっぷり出たので
3時おきの授乳を
きっちり守る私。
おかげで産後1ヶ月で
妊娠前の体重に戻りました。
実家から家に戻り
主人と3人の生活が始まりました。
昼間は娘と2人の生活。
そして昼間は抱っこ
ずっと抱っこ
生後3ヶ月で
7kg越えの娘を
何時間も抱っこしていることで
手首が
腱鞘炎の発症です
娘が生後4ヶ月に入った
1995年1月17日
5時46分
それは起こりました。
ふぇ～ん
と娘の
おなかすいた～
の声
はいはい～
おっぱいね～
と起き上がろうとした瞬間
ごーっっ
と地響きがし
未だかつて経験したことのない
大きな揺れを経験しました。
阪神・淡路大震災です。
主人と私が眠るベッドの
隣においたベビーベッドで
娘は眠っており
揺れの瞬間
私は
〇〇ちゃん！！！（娘の名前）
と叫びました。
主人がすぐに娘のそばにいき
私に娘を渡してくれました。
室内には
落ちてくるものが何もなかったため
ゆらゆら～
が大好きな
娘は
大きな揺れに
ごきげんだったようです。
私は娘を抱きかかえ
主人は
玄関に走り
外への経路を確保し
リビングやキッチンの様子を
見てくれました。
食器棚から食器は落ちて割れ、
リビングのテレビは
ローボードの上で
位置を移動していました。
次に大きな余震が来た時に
マンションでは何があるかわからない
と、
取り急ぎ着替えて
娘を温かく包んで
3人で
外へ出ました。
外には既に
避難している住人の皆さんが。
マンションの敷地内の
安全な場所で
しばらく時間を過ごしました。
途中雪が振り出し
「赤ちゃん、寒いね
可哀そうに・・・」
と声をかけていただいたのを
覚えています。
しばらく外で過ごし
大丈夫だろうと
一旦家にもどりました。
水道・電気・ガスは
止まりましたが
幸いうちのマンションは
すぐに復旧してくれたため
生活するのに不自由はありませんでした。
主人は
翌日から
その頃三宮にあった会社へ出勤し
私は
娘と2人
日に何度かくる
余震におびえながら
主人の帰りを待つ日々を
過ごしました。
しばらくは怖くて
夜電気を消して
寝ることが出来ませんでした
そうするうちに
街も落ち着きはじめました。
娘は6ヶ月になり
定期健診時には
10㎏近くまですくすくと育ち
体重やや多く
肥満傾向
と
母子手帳に書かれました
一方の私は
出産前より2kgも痩せました。
栄養を全て娘に持って行かれ
先生には
3時間おきの授乳でなくとも
おなかがすいたと泣いたときで
いいですよ
と言われました。
そして
いよいよ私が職場復帰するために
娘は保育園に入園へ。
生後7ヶ月の1995年4月1日です。
慣らし保育のため
私は5月から
職場復帰をしました。