体毛の種類とホルモンの関係

今回は体毛の種類とホルモンの関係について

毛質・毛量には個人差がありますが
体毛の種類はみな同じで「性毛」と「無性毛」という2つの種類に分かれます

「性毛」とは、第二次性徴期に生えてくる体毛で、男性ホルモンが大きく影響しており
男性ホルモンの働きが活発になることで、より濃・太く・長くなります。

「性毛」の特徴は、太い毛で、生えてくる方向も整っているとは言えない場合が多く
陰毛のようにまっすぐな毛ではないこともあります。
そして、毛周期が長いことも特徴の1つです。
毛周期が長く、毛包の組織が強いということは

脱毛処理に時間がかかりやすいということです。

「無性毛」は、「性毛」に比べ全体的に細く、生えてくる方向が一定している傾向にあります。
そして、毛周期が性毛よりも短いので
脱毛にかかる期間は短期間になる場合が多いです

毛には個人差があり、体毛の濃い人も薄い人もいます。

男性ホルモンは、ムダ毛の発生・成長を促進させます
一方、女性ホルモンの働きが活発なら、ムダ毛の発生・育成は抑制されます。

男性ホルモンは、男性だけが分泌されるものではなく、女性にも分泌されています。
一般的に女性には、男性の１/10の男性ホルモンがあるといわれています。
男性ホルモンが多くなると毛深いといわれる状態になるわけです。

女性の場合、ホルモンバランスが崩れることで、急激に体毛が濃くなったり多毛症になったりします
多毛症になる人が10代～20代前半に多くみられます。

これは現代病と呼ばれる、睡眠不足やダイエットによる栄養不足、ストレスなどが要因です。