うちは4代続いた酪農家である。
長年、牧場で汗と埃にまみれて働
いてきた。モンタナの農場に育ち、
カウボーイをやってきた。そしてどう
すれば牛が育つかを体で覚えた。当然、
この国でどうやって肉が生産されている
かもよく知っている。もちろん私も多く
の人たちと同じように、
これまでにもたらふく肉食べてきたものだ。
しかしあなたの目の前のステーキにいっ
たい何が紛れ込んでいるか、それを食べ
たらどうなるかを知ったら、
違いなく私と同じベジタリアンになるだろう。

もしあなたが肉食主義者(ミート・イーター)なら、次のことを知る権利がある。それはあなたが食
べたほとんどの牛に共通する真実のこと

牛が屠殺されると、重量で言えば半分ほどは
食用にはできない。つまり腸や内臓、頭部、ひづめ、
同じく骨や血も食べられない。そこでこれらは「レンダリング・プラント」(動物性脂肪精製工場)
に運ばれる。そして巨大グラインダーに投げ込まれる。ついでに言うと「病気で死んだ牛は丸ごと放り込まれる」。ほかの牧場で病死した牛以外の
家畜も同じだ。

このレンダリング・ビジネスは、
今や年間24億ドル強という巨大産業に
なっている。ひどい病気に罹った動物や
癌になった動物など、農場で死んだ家畜
以外にも、毎年保護施設で処分された
600万から800万頭ものペットの犬や猫たちも
ここに運び込まれる。たとえばロサンゼルス市だけでも、毎月約200トン
もの犬や猫の死体がレンダリング工場に
送られる。それらは動物管理局によって
捕獲されたのら犬やのら猫、そして事故
で死んだ動物たちも混ざっている。

この「混合物」はレンダリング工場でミンチに刻まれ、高温で「調理」される。
そして、軽い脂肪分が表面に浮いてくるが、それは化粧品や潤滑油、ろうそく、に精製される。
より重いたんぱく原料などは乾燥され、茶色の「肉骨粉」に加工される。
しかしその4分の1は糞便である。その「肉骨粉」は家畜の飼料と同じ
ほとんどのペットフードの増量材として使用される。


こうした「残り物」が屠殺場から約500万トンも出ている。
それらが全米の動物たちの飼料として売られていく。
私もそんな「エサ」を、何トンも家畜のために買ってきた。

まさか牛に肉を食わせているとは夢にも思わなかった。

1997年8月、狂牛病の不安が巻き起こった。
これに対し米食品医薬品局は新しい規制を発表し、牛などの反芻動物のたんぱく質を反芻動物に与えることを禁止した。
しかし規制は形だけであったので、今でも牛たちは他のミンチになった
馬や犬、猫、豚、鶏、の肉を食べている。同じように死体から
選別された血液成分から糞便まで食べている。全米で約9千万頭の牛が飼われているが、
そのうちの約75%が日常的に、レンダリング処理された動物の死体から作
られたエサで「栄養強化」されている。

動物の糞便をエサに混ぜるのは当たり前のことである。
なぜなら飼育業者たちは、糞便を処理するためにエサに混ぜて家畜に「食
べさせる」のが、一番効率的な「処理法」であることを知っているからだ。
畜産業全体で毎年排泄される家畜の糞便は160万トンにも達する。そしてそ
の一部は家畜に食べさせることで処分されてきた。たとえばアーカンサス州の平
均的な農場では、毎年50トン以上の鶏の糞を牛にエサとして食べさせている。あ
る畜産農民は、糞便がなけりゃ、俺の飼っている牛の半分は売らなければ
ならん。他のエサは高くて買えないんだ!と言っている。

もしあなたが肉好きの「ミート・イーター」なら、あなたの食べる肉はその糞便を食べて育った肉
であることを覚えておくことだ。

病気になった不健康な動物を食べるとどの程度まで危険なのかは、
皆わかっていない。


鶏の90%以上が工場で育てられて

エサもきわめて安価なものが与え
られる。そして彼らの排泄物もエサに混
ぜて与えられる。

そして、農務省の調査でも99%以上のブロイラーの死骸から、
大腸菌が検出されている。
さらに調査で
アメリカで消費されるチキンの約30%がサルモネラ菌に汚染されていた。

中略


また骨粗しょう症は中高年のアメ
リカ人にとって、非常に苦痛を伴う病気だ。

それは骨の構造が脆弱化すること
で起きる。今や数百万人のアメリカ人が
この病で苦しんでいる。そして我々はみ
んなこう聞かされてきた。

骨粗鬆症は、食事の中のカルシウム欠乏で起き
る。だからそれと戦うベストの方法は、
カルシウムが豊富な牛乳を大量に飲むこ
と。酪農業界は「牛乳は骨粗しょう症と戦う」と。

しかし、いくら牛乳を飲んでもまったく病状はよくならない!

なぜなら、骨粗しょう症はまったく違った病気であった
からだ。実はそれは、動物食を中心とし
た食事で発症するものなのだ。

牛乳や肉は、なんと、骨粗しょう症の症状
を和らげるどころか、悪化させてしまう

1600人の女性を対象にした研
究結果がある。菜食者と肉食者の骨を比
較したもので、彼女たちが80歳になるま
でに骨からミネラルが消失した現象を調
べた。それによるとベジタリアンの女性
の骨から消失したミネラルの量は、
肉食べる女性たちの約半分であった。人間
の体は過剰なたんぱく質や糖分を蓄えき
れないために、尿から排泄したり、

カルシウムと結合させて排出する。過剰なた
んぱく質は、血液の酸性化を進める。

その酸性化を中和するために、

ミネラルが骨から溶け出すのだ。酪農産業は、

のことをあなたに教えることはない。

骨粗鬆症は、

カルシウム欠乏ではほとんど起こらない。
それは、たんぱく質の過剰摂取で
起きるのだ。
それが、「ミルク・パラドックス」
と呼ばれる現象だ。たんぱく質の食べす
ぎは腎臓にも負担をかける。それが結果と
して骨からカルシウム脱落を招く。その
結果を、我々は骨粗鬆症と呼んでいる。
あなたのカルシウムは植物から摂るのが
好ましい。そしてたんぱく質はできるだ
け低めに抑えることだ。そして嘘のプロ
パガンダ(過剰宣伝)を信じないことである。
我々の肉食は単なる習慣である。
人々は社会的に「ふつう」で「健
康によい」と教えて込まれたのだ。

肉を少しづつやめたとしても「禁断
症状」に苦しむことはない。むしろ間違
いなくあなたは、健康になり、力が沸くのを実感するだろう。
あなたはより長生きし、より健康に人生を楽しむようにな
る。あなたの血管はこれまで、飽和脂肪
酸やコレステロールでダメージを受けててきた。

しかしそれも、動物性食品を劇的
に減らすことで、すぐに回復する。あな
たは自分の体の血管の大掃除を始めるこ
とになる。こうしてさまざまな病気に罹
らなくなる。ある意味で、
さまざまなやっかいな病気のすべては、

た一つの「病気」から生まれたものなの
だ。その病名とは、「動物食」である。


「まだ肉を食べるのですか」より一部抜粋

前にも書いたけど

未だに学校の給食に平然と牛乳とマーガリンが出される

それだけで日本がどれ程食について鈍感かがわかる!

TVは毎日のように健康番組を放送するけど

本当の健康からはほど遠い!

そもそも日本のマスコミはもはや操り人形状態だから、

世界で何が起きてるのかは決して伝えない。

今いろんな国で「肉なし月曜日」っていう月曜日だけは肉を食べないキャンペーンが始まってる

世界中の多くの人達はいままでの動物食に疑問を感じ始めてる

でもこれが日本で報道されたことは一度もない!


人間の体は口にしたものでしか作られない

体調不良な人、病気の人

病院に行く前に、まず食事内容を見直したらいかが?