友人が身体が左に傾いてるから整体に行った
と言うので
「痛みがあったの?」と聞いたら
痛くはなかったけど、会う人会う人に傾いてるって言われるから行った。
頭も痛かったけど楽になったし、身体も終わった後は真っ直ぐになって気持ちよかったけど、すぐまた傾くんだよね。と言うので
気持ちよかったなら、良かったね。
と答えたし、心底そう思うのですが、
気になるのは友人が「傾いているのは悪い」と考えている点でした。
乱暴だと思う方もいらっしゃるでしょうが
痛くなければ傾いていてもいいし
傾いていようがねじれていようが、それが今の身体にとってのベストバランスだから
整体をしてもすぐに戻るのだ、と私は考えています。
そんな話をしていたら、友人が「そう言えば」と思い出した話をしてくれました。
以前、ある食事療法の大家に「あなたはタバコをやめないほうが良いよ。」と言われたと言うのです。
あくまで非公式なアドバイスですし、その大家のイメージから言えばタバコを吸うということ自体、無条件タブーのようなナチュラル志向の方なのですが「タバコやめたら病気になるよ」と言われたのだそうです。
台詞だけ抜き出すと炎上しそうだけどね
身体に悪いとか良いとかいうこと自体を一生懸命議論するのは自由だけれど、ストレスですら病気の原因ではないと解明されつつある現在
何が悪いって
身体に1番毒になるのは
自分が信じているもの以外をダメだと断じたり
良くないと思いながら食べたり飲んだり生活することだという実体を、たくさん見てきた私としては
多分、その大家は
タバコが息抜きやリラックスになってバランスを取っているのなら、それをやめたら行き場を失ったストレスがダイレクトに身体を直撃する、と考えたのでしょう。
※依存であるとか、お肌に悪いとかはまた別の話ね
そして友人が万一肺がんになったとしても、「先生がやめるなって言ったから」と考えるような人間ではないと判断したから、そんなアドバイスができたのだとも思います。
既にこの世に存在しているものを
良い
悪い
だけで片付けていくより
必要なものなら嫌わない
必然だとすれば受け入れる
さらに活かしちゃう
という事が出来れば
自分も他人も許せるし活かせる
良い
悪い
以上!だけの世界は、私は生き辛くて無理
こういうアドバイスを受け付けない方がいても当然だし、そういう方は是非ともタバコをやめたほうが健康のためです。
いざ病気になった時に「あの野郎!」と思ってしまいそうな方のためにも大家のお名前は出しません。
でも私個人としては、こういうアドバイスができる方ってとても信用ができるな、と思うのです。