季節の変わり目、春先、梅雨時は、関節炎や神経痛のような症状を呼びやすい季節でもあります
雨で一時的に暖かくなっても油断は禁物
雨に濡れた後に、風に当たったことで、一時的な顔面神経痛になることがよく知られれています
湿気・風・熱といった気候の要因が「気や血」の流れを滞らせると、リウマチや関節炎、神経痛のような症状として現れてくることが多く、これを東洋医学では「痺(ひ)証」と言います
そのため、春先や梅雨時期は痺証の患者さんが増えるのです。
症状の程度も、痛みや重さの出る場所も、マチマチですが、この時期に出やすい場所としては
1)腕の小指側から肩甲骨の外側にかけてのライン
2)脚の内側(特に太ももの内側)
です
このどちらか、または両方に痛みや、ダルさのある方は、痺証の可能性があります
患者さんの中には、リウマチの検査まで行って、結局はメチコバールやビタミンBだけしかもらえず、痛みは変わらないままだった、と訴えていらっしゃる方もいます。
こうした症状に思い当たる方は、必ず
ストレス
心配事
蓄積した疲労
などがありますので、ご自分でできる対策としては、まずはその状況の改善を
《写真は本文とは関係ありません》
ご自分でマッサージするなら
脚のスネの骨の両側(膝下辺りは入念に)
手の甲と足の甲の骨間をほぐすと効果があります。
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