扇風機の風が嫌なのよ

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既に猛暑の夏ですが

節電でエアコンを使わないようにしている方も多いと思います

そんな今年の夏は、扇風機を利用したり、車でもエアコンではなく窓を開けて、自然の風で涼をとる機会が増えそうです。

身体が暑さに慣れる、という意味では上記の方法は夏バテ対策には効果があります

が、扇風機や自然の風は、思わぬところで要注意でもあるのです




風邪をひきやすくて、夏でも靴下をはいていないと寒く感じてしまう

というタイプの方は、東洋医学の分類では「虚証」ということになります



虚、ですから、何かが足りない状態なのですが、この場合足りないものは

生気(せいき)です。生気がないというのは精彩を欠いた状態ですから、生気とは「抵抗力や自然治癒力」と考えられます



この、虚証の方は、実は扇風機の風が苦手です

暑いと感じているときでも、扇子やうちわで送られた風さえ嫌がります

これを、「悪風(おふう)」といいます



悪風と書いて、あくふうと読む単語がありますがこれとは違います



さて、悪風。

悪寒というのはよく使います

寒気がする時に使いますね。実際熱の出始めにも、誰かの言動を見て不快感を催した時にも悪寒がします。

悪寒は不快感を感じる、寒さをにくむ、嫌うという意味で、悪風も同じく、風をにくむ、嫌うという意味です



夏でも靴下、という状態では、身体の中では常に軽い寒気があるか、部分的に温まらない、水分が滞っているような箇所があります。

そこへ、風を送ると、気化熱によってどんどんと熱が奪われていきます。虚証の方は、たいてい汗をかかなかったり、必要以上に汗をかいたりと、皮膚による体温調節が苦手なタイプが多いので、必要以上に熱が奪われていくように感じ、また、上記のように溜まっている寒さの元が冷やされるので、「骨が痛む」ような寒さを感じてしまうのです。



扇風機の風を一か所に当て続けると死んでしまう、というのを聞いたことがありませんか?

実際に死亡例も報告されているようです

一説によると、扇風機の首ふり機能はそのための対策として作られたとか

扇風機による死亡自体が俗説だとする説もありますが、死亡の直接の原因と考えられているのは、心臓発作や血栓(エコノミークラス症候群とおなじですね)のようです。

熱とともに水分も奪われて血液がどろどろになってしまうため、ということでしょうか



虚証の方の場合、扇風機をつけたまま眠ってしまったとしても、死んでしまう前に、寒気で目が覚めます。

ですから、その点は安心かも

扇風機の事故で亡くなってしまった方も、泥酔状態で目が覚めにくい状態の方も多かったようです

とにかく、「扇風機の前に水を入れて凍らせたペットボトルを置いておくと、涼しい風が出ます」なんていう知恵は、虚証の方にとっては聞いただけでゾッとするかも



とはいえ、扇風機をつけたままで眠るのでしたら、首ふり機能は必ず使いましょうね



余談ですが、赤ちゃんには、扇風機はとても危険です

赤ちゃんは虚証だから?

確かに、赤ちゃんは体力も抵抗力もないですが、体温調節も苦手です

加えて、強い風が顔にあたると、赤ちゃんは息を止めてしまいます

うまく、呼吸ができなくなってしまうのです

同じ理由で、赤ちゃんを車に乗せているときに窓を開け放しているのも常に様子を見るなど注意が必要、と言われています




扇風機も自然の風も、安全に上手に使って夏を乗り切りたいですね







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