市の癌検診の結果を持っていつもの通り、血液検査、消化器科、内科と回ります。
血液検査の結果が出るまで待ちますが、時間もかかりやはり病院は疲れます。
今日も検査の結果、腫瘍マーカーの値が上がっていました。
肺のレントゲンは毎回撮りますがCTは三度の受診に一度位です。
消化器科の先生の説明では膵臓癌は再発しても小さなうちはまだCTではわからないそうです。
それに再発しても、もう治療はされないんですよね?
抗がん剤も途中で止めているし、検査をすること事態が不安になりますので、それならもう検査は止めて不安のない楽しい毎日を送られたらいかがですか?
と言われました!
確かにその通りかも知れません。
治療の途中で夫にしかわからない抗がん剤の副作用の辛さ、死を覚悟の上で治療を断念したので、今まで元気でいれたのが奇跡みたいなものです。
内科の先生はもし、再発が完全にわかった時点で、もう一度ガンセンターに診てもらってからどうするか決めてもいいんじゃないですか?
と言ってくださいました。
今は治療はしていませんが陽子線の治療の後遺症で肺の何ヵ所か白く硬くなっています。
咳も出るし、時々肺に水もたまります。
その時は呼吸も苦しいし、もちろん治療もします。
呼吸を楽にする吸入の薬や痰を切る薬、膵臓癌の術後から続いている下痢止めや整腸剤、何種類の薬を使っているかわかりません!
いつも治療費以外で薬局で一万五千円以上薬代がかかります。
体も病気になってから痩せてしまい元に戻ることが出来ません。
今も40キロを切ったまま、体重も増えず、最近は足に力が入らず少しの距離しか歩けません。
本人は後、2、3年は生きたいなーと言っていますが、治療を止めた時点で覚悟していたとは言え、やはり人って欲が出てくるんですね。
治療を止めたのに生きていたい!
都合のいいことばかり言うな!それが消化器科の先生の本音だと思います。
でも抗がん剤で何も食べられず歩くことも出来なくなり、呼吸も苦しくその時の苦しさは、本人にしかわかりません!
私も側にいてこれ以上辛い思いはさせたくないと思いましたし、同じ道を選んだと思います。
腫瘍マーカーがなんだ💢本人の生きたい気持ちが強くいろいろ頑張ってるんだから、家族はそれを応援するだけ!
パパ、がんばれー!