【9/16】阪神対ヤクルト 第24戦 まさに攻守でのヒーローとなった前川 | 読む人の従容たる日常

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ヤ0-3神

勝:大竹(10勝7敗)

セ:岩崎(3勝4敗22S)

負:小川(2勝5敗)


先発大竹は1回、長岡にヒット、岩田に送られランナー2塁、サンタナに四球、村上は三振にするも、オスナに四球で満塁とされるが、増田のレフトへの飛球を前川がファインプレーで捕んでアウトとし無失点。

5回、2アウト後、サンタナ・村上に連続四球を与えるも、オスナから三振を奪い、ここも耐える。

6回、この試合初の三者凡退にして交代する。

2番手は桐敷。

代打松本にヒットを打たれるが、後続を3人で抑えて無失点。

3番手はゲラ。

三者凡退に打ち取って無失点。

4番手は岩崎。

2アウト後、代打西川に内野安打出塁されるも、長岡を三振に仕留めてゲームセット。


打線は小川の前に5回まで出塁しチャンスを作れど無得点。

6回、森下・大山が連打で出塁し、ヤクルトは田口にスイッチ、佐藤輝が内野安打で満塁とし、前川がセンターへ犠牲フライを放って先制する。

坂本はレフトへの飛球もサンタナの前に落ち、大山がスタートできなかったがサンタナの送球を村上はこぼしてセーフで満塁、木浪はショートライナー、ヤクルトは木澤にスイッチするが、代打渡邉諒への3球目がパスボールとなり大山が生還して更に1点追加する。

7回、近本がヒット、中野の進塁打でランナー2塁とし、森下がタイムリーヒットを放って追加点を奪う。


大竹は初回はかなり苦しんだピッチングになった。

滅多に四球を出さないのに慎重になったのか2つも与えてたくらいやったし、スライドの影響も多少あったのかも知れんね。

そこを救ったのは前川の増田のフェンス際の打球を超ファインキャッチで失点を防いだことがあるやろうな。

2回以降は本来の緩急を交えた投球を取り戻し、ヤクルト打線を封じていった。

終わってみれば6回を四死球は5つも被安打は3で無失点で2年連続の二桁勝利を手にした。

リリーフ陣も連投が続く中で無難に抑えてくれたのも頼りになるね。


一方の打線は負けはつけたものの今日も小川攻略とはならなかった。

5回まで得点圏にランナーを進めたのが2度もありつつ、翻弄されて続けられなかった。

6回に3度目のチャンスを作った際に田口にスイッチしてくれたことがある意味助かったと言える。

相性が悪くない佐藤輝が繋いで満塁とし、守備で魅せた前川が犠牲フライを放って、重い展開をこじ開けた。

本人は最低限と言うが、その最低限が最高の結果をもたらすことを知ってほしいなと思う。

森下もドンデンに指導されながらも貴重なタイムリーヒットを放った。

ここ2試合当たりが止まっていた中ではまた上向く可能性も出てくるように思う。


試合前、今季で引退する青木へ早稲田の先輩でもあるドンデンから花束が贈られ、肩を組んでのツーショット撮影を行った。

試合後はグラウンドに出てきた青木に阪神ファンからも青木コールが起こった。

対戦しとる時は嫌な選手でしかなかったけど、いざ引退すると聞くと寂しさしかない。

やがてはまたヤクルトのユニフォームを着て、指導にあたってくれるとは思うけど、ひとまず21年間お疲れ様でした。