【7/4】広島対阪神 第13戦 広島の見境無い攻撃に押されたね | 読む人の従容たる日常

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神5-7広

勝:島内(6勝5敗)

セ:栗林(0勝2敗22S)

負:島本(2勝1敗)

本:神 大山6号


先発村上は1回、秋山に初球をヒットされ、矢野の打席で秋山が盗塁、かつ、梅野の悪送球でランナー3塁まで進塁され、矢野にタイムリーヒットを打たれあっさり先制される。

その後逆転してもらうが、4回、坂倉・野間の連打と、石原の送りバントでランナー2塁3塁とされ、菊池に四球、かつ、梅野が捕れずワイルドピッチで坂倉が生還し、1点返される。

5回、1アウト後、矢野に四球、小園にツーベースを打たれランナー2塁3塁とされ、坂倉のショートへの打球を小幡が好守もファーストアウトのみで矢野に生還され同点に追いつかれる。

7回まで投げて同点で勝ち負けつかずに交代する。

2番手は島本。

小園にヒット、坂倉は打ち取るも、野間の打席で代走羽月が盗塁成功、野間へは敬遠気味の四球を与えたところで交代する。

3番手は石井大。

石原の打席で、羽月が三盗成功、また野間のスチール成功でランナー2塁3塁、石原も敬遠気味の四球で満塁、菊池は三振に打ち取るも、堂林の打席でまたも梅野が捕れずにワイルドピッチで羽月生還で勝ち越されると、堂林に2点タイムリーツーベースを打たれて交代する。

4番手は浜地。

代打二俣にタイムリーヒットを打たれ1点を失う。


打線は1回、2アウトから、前川がツーベースも、大山がセカンドゴロ。

2回、佐藤輝・島田が連続四球、梅野が送ってランナー2塁3塁とし、小幡がレフト前に落ちるヒットで佐藤輝が生還し先制すると、続く村上もヒットで続き小幡が生還してプロ初打点を記録、近本も犠牲フライを放ってこの回3点を奪う。

7回、代わった塹江から、1アウト後、近本が死球、中野三振後、前川がヒット、大山が四球で満塁とするも、佐藤輝はレフトフライ。

8回、1アウト後、梅野がヒット、小幡が送ってランナー2塁も、代打糸原はレフトフライ。

9回、代わった黒原から、近本がスリーベース、中野はピッチャーゴロ、前川はセカンドゴロで近本が返って1点、さらに大山がホームランを放ってもう1点追加したところで、広島も栗林にスイッチ、佐藤輝は三振で試合終了。


村上は広島の初球攻撃に圧倒されとったね。

前の対戦でも秋山に初球打ちされて失点に繋がってたが、今日もそれで先制を許してしまった。

以降どうなるかと観てたが、今日の広島は早いカウントから打ってくるわ、塁に出たらエンドランしてくるわで常に緊張しながらのピッチングになってしもてた。

それでも同点止まりで投げてくれたのはある意味良かったとは思う。

ただ、広島とは初球の入りをもう少し見直したほうがええね。

2番手以降に代わっても広島打線の積極的な攻撃は変わらず、更には羽月にええようにやられて勝ち越しを許したのは痛かった。

梅野も今日の広島打線はそれまでと違うと感じなかったのかなぁ。

後手後手のリードで、塁上のランナーや何か仕掛けてくるかもと疑心暗鬼になって、まともな配球もできてへんかった。


打線も先制された後に逆転する繋ぎは見せてアドゥアを早い回で交代されたまでは良かったけど、矢崎・塹江・森浦・島内とほぼ完璧にねじ伏せられたね。

最終回でやっと近本のヒットからの前川のゴロによる得点と大山の一発で2点取ったけど、気合いというか勢い任せというか、最後まで試合を有利に進められなかった感じがしたな。

この辺は3タテ絶対阻止という強い気持ちでベンチと選手が試合に臨んだことからやろな。

単純ではあるけど「初球から振れ」「出たら走れ」という指示しかなかったんやろう。


ただ、そんな試合をした広島が面白かったかと言えばそうでもなく、こんな戦いしてたらまあ8月には急失速するやろなという感じで見てた。

もちろん、阪神も防げた失点もあったし、点を取れてたチャンスもあったのは確か。

最後に意地を見せた近本・前側・大山は立派やったけど、もう少し早めにアプローチできるようにしていってほしいなと思う。

もっとも、意地どころか何しにボックスに入ったのかわからん選手もおったから、この3人はこのままでも大丈夫とは思うけどね。