追い込むだけ追い込まんと這い上がらん | 読む人の従容たる日常

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先日のロッテ戦でノーヒットやった大山。

打率も.199にまで下がった。

疲労を考慮してスタメンから外したほうがええという心配される声も少なくないが、ワイは逆に何番でも構わんから出し続けるべきやと思っとる。


入団時からファンからの酷い仕打ちを受け、打たなければ心無いヤジを一身に受けてきた大山。

けれど、腐らずに地道に努力し、日々の素振りや練習も欠かさず行って、今では軸として頼られる存在にまでなれた。

しかも、下半身に不安を抱えながらのプレイが続いていて、今季もオープン戦後半に試合に出れなくなったこともあった。


であれば万全にして試合に臨ませるほうが得策ではあるし、むしろ無理に出させて余計悪化したらどうするねんとしか思ってない。


でも、恐らく大山自身がそれでは納得せえへんのやろね。

事あるごとに「責任」を口にする大山にとっては自身への甘やかしこそが最大の敵。

多少痛いくらいなら試合に出させてほしいと思っとるんやろうし、本人も相当やない限りは言わんのやろう。

良くも悪くも金本イズムを継承しとる。


であれば、ワイはとことんまで大山は使い続けるべきやと思う。

バッティングも少しずつやがバットの芯で捉えられてきとるし、すり足打法にしていたものをまた足を上げるように戻しつつある。

であれば、そら毎打席出塁はできんやろけど、上がってくる可能性は十分あるんやなかろうか。


ただし、大山もまた自分自身ととよく対話しなければならん。

良くなるようならそれを続けていけばええが、あかんようなら首脳陣にあかんことを報告する。

それもまた責任からくるやらなあかんことでもある。

チームに迷惑をかけることを避ける判断をすることも4番として任された立場にあるものの仕事。

そして、やるからには1打席であってもしっかり結果を出すことが大事。

それを大山自身は学んできたはず。


そんな大山やからこそワイもまた応援しとるし、厳しいことも言う。

それだけ価値のある選手なんやという意識は持ってほしいね。