「おお、3点目入ったと言うてた」 | 読む人の従容たる日常

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今季一番の快勝でご機嫌のドンデン。

そら、集中打にホームランにと、ここまで不調やった打線が活発になれば自然と笑みも出るやろう。

また、苦手にしてたメヒアを早々にマウンドから下ろすことに成功したこともチームからすれば良かったことでもあるしね。

もっとも昨日のメヒアは2回以降は球もバラついて安定度が無くなったのも確かやったけどね。


昨日で言うなら、やはり大山に一発が出たことになるやろね。

ネットでは散々な言われようやったのは知っとったけど、そんな罵声を入団した時からずっと背負ってきた姿をワイは知っとるだけに、ホームランが出た時は批判してた輩を鼻で笑ったくらいの爽快さがあった。


ドンデンからすればもはや外すことのできない存在が大山やし、しかも4番で起用し続けなければならないという考えがある。

就任した時から言っとったように、4番はチームの顔であり、引っ張る存在であり、まとめ上げるだけやなく責任も背負える立場でなければならない。

そんな求める条件に合致するのはチーム内では大山以外に誰もおらん。

だからこそ例え本人の状態が良くなくとも使い続けることで、チームを維持することを最優先にしたかったんやろうな。


もちろんヤクルトの村上のように単なるスランプやったら打順を変えるのは得策。

けれど、大山の場合は下半身不良という故障を抱えての出場やっただけに打順を変えても良くなるわけがなかったのは明白やった。

それをドンデンも知っとったし、それでも休むと言わない強さを持っとるからこそ使ってきた。

打てないならと守りで貢献してくれてたし、それがチームにとってどれほどの支えになっていたかは観ていた方ならよく分かってたように思う。

他球団で今の阪神内野陣のとんでもない送球を捕れる選手がおるか見比べてみるとよくわかる。


そしてもう1人、森下なんだよなぁ。

昨日時点でホームラン4本に打点12で個人成績で岡本やオスナを追従しとるってなんかおかしいんだよなぁ。

思い切りの良さだけかと思っとったが、打つゾーン以外は決して振らないという球の見極めもできとるし、まだまだではあるけど芯で捉える能力も出てきた。

何よりもインパクトのある局面で、期待に応えるバッティングをするのがワイにはどうしてもよくわからん。

これでチャンスメイクまでできるようになったら、そらもう大化けどころか将来の4番候補になり得るとさえ思う。

大山が健在でおる間に技術と精神面を磨いていってくれることを願いたいし、なんで打てるのかもう少し見続けたいなと思う。