日本一達成したばかりの阪神やが、秋季キャンプも同時に始まっとる。
若手はもちろん、湯浅・小幡・小野寺といった1軍の選手も昨日安芸に入り、鍛え直すことを明言してたのがとても印象底やったし、頼もしくも感じる。
また、スパイチュ和田もドンデンの「新しい力が必要よ」という言葉を若手の原動力になると考えとるそうや。
ドンデンが言うてるように11月はペナントを戦ってきて、身体もまだシーズン並みに動かせる時期でもあるから、様々なことを吸収させるにはもってこいでもある。
そこにそれぞれの選手の課題となる部分を明示し、それをオフ期間に取り組ませて、来年の春季キャンプで答え合わせをしていくことがチームとしては最も望ましいスタイルといえる。
これもまた前任者がやってこなかったことでもあるので、今季はそこもかなり期待が持てるね。
ただ、そんな中でタイトルにも書いたように1番育てたい、育ってほしいと考えとる森下と佐藤輝がおらん。
2人は16日からのアジアプロ野球チャンピオンシップに参加するので、秋季キャンプには参加できないというのがその理由。
ドンデンの任期は来年まで。
以降は別の人に監督を託すことになるだけに、なんとか2人を選手として一人前にしたい想いがあるんやろう。
OB(特に掛布さん)からも佐藤輝を一人立ちさせるように事あるごとに言われとるやろしね。
2人がアジアプロ野球チャンピオンシップでどんな学びをしてくるかはわからんが、国としての代表に相応しいかと言えば、ワイはまだまだやと思う。
能力は他の選ばれとる選手と比べても上位にいると思うけど、それを正しく実戦で発揮できとらんのも確か。
代表に選ばれたのは今季頑張ったご褒美みたいなものと捉えて、なんでもええから自身の今後のためになるものを学んできてほしいなと願っとる。
ベンチで泣くことが無いようにしてほしいしね。
