ComicWalkerとニコニコ静画
『ろんぐらいだぁす!』更新。
カドコミとニコニコにて『ろんぐらいだぁす!』更新。 番外編「下りブレーキの注意点」が公開されました。
■カドコミ
https://comic-walker.com/detail/KC_000802_S
■ニコニコ静画
峠の下り…ハンドルポジションは!?
今回の番外編にて、紗希がいろは坂でコーナーを曲がりきれず、ガードレールを乗り越えてダイブした話をしていますが…これ実話です。
担当編集の体験談だったりします(汗)。
当時はロードバイクに乗り始めたばかりで、下ハンポジションに慣れず、ブラケットポジションで峠を下ってしまったんですよね。
普通の下り坂であれば、ブラケットポジションでも問題なかったかもしれませんが、急坂の続くいろは坂。当然止まりきれず、ガードレールを超えて転落してしまった…という訳です。
大きな怪我がなかったのは、本当にラッキーでした。
今ではディスクブレーキも登場し、昔よりも制動力は上がっているので、峠の下りでもブラケットポジションで大丈夫かもしれませんが、下ハンを握るポジションにはブレーキを強くかける以外に大きな意味があります。
段差などで衝撃を受けたときに、手がハンドルからすっぽ抜けないようにする事。
特に峠の下りで段差などの衝撃でハンドルを離してしまったら、大怪我に直結する事態になると思います。自分は大丈夫などと過信せずに、下りでは下ハンを握るようにしましょう。安全を心がけて楽しいサイクリングにしてくださいね♪
いろは坂での転落エピソード。
紗希が語っているいろは坂ダイブのエピソードは、担当編集の実体験であることは先に述べましたが、ここでは当時の様子を詳しく紹介していきたいと思います。この「いろは坂ダイブ」は2007年の出来事なので、もう17年も前の話になります。
当時はロードバイクに乗るのが楽しくて、当時の愛機CAAD9を車に積載して、いろんな場所へ走りに出かけていました。
走りに行く時は事前に自転車で登れる標高の高い峠…を調べていて、この時点で渋峠などはヒルクライム達成済み。他に面白そうな場所はないかな? と探していたら、金精峠を見つけました。
金精峠は日本の国道で三番目の標高で、栃木県と群馬県の県境にある峠。ルートを調べると日光からそのまま国道を登っていけば到達できるとのことだったので、いろは坂の紅葉サイクリングついでに登ってみるか! と、金精峠へと出かけたのでした。
という事で当時の走行ルートはこんな感じ。
日光いろは坂→戦場ヶ原→金精峠道路→金精峠→戦場ヶ原→千手ヶ浜→いろは坂
という、往復約80km程度のルート。斜度はそこまできつくはないです。軽いギアで淡々と走れば、問題なく登れるルートかと思います。
「行きはよいよい帰りは怖い」という言葉がありますが、この時のツーリングは、正にその言葉通りのツーリングになりました。
金精峠の下りは特に問題なかったのですが、急坂でヘアピンが連続するいろは坂では、ブラケットポジションでは止まりきれず、ガードレールを乗り越えて転落してしまったのでした。
時期は11月上旬で紅葉には若干遅い時期。いろは坂の紅葉は既に終わっていて地面には膝まで埋まってしまうぐらいの大量の落ち葉が。これがクッションになって転落してもほぼ怪我なしの状態で助かった…というわけなのです。
因みに転落した場所はこの辺り。前を走っていた車やバイクと同じようなスピードで走っていて、止まりきれず転落したという感じです。
ガードレールを飛び越えて、背中から木々の枝を折りながら転落していったわけですが…落ちながら、あぁ新車のロードバイク、これだと廃車だろうなぁ…とか考えながら落ちてました。
不思議なもので自分の身体の心配は全くしなかったんですよね。いや、まぁ、無事だからこそ、今言える事ではあると思いますけれども。
因みに一緒に転落していったロードバイク…CAAD9ですが、嘘のような…漫画のような話ではあるんですけれども、木の枝に引っかかってほぼ無傷でした(笑)。逆に木の枝からCAAD9を取り外す時のほうが大変だったりしました(笑)。
ロードバイクは廃車になる事もなかったので、このCAAD9でブルベでSRを取得し、1000kmブルベも完走しました。今はZwift専用機として活躍しております。
転落した場所を下から見上げてみると、こんな感じです(汗)。
とても高いですね。よく無事だったなぁ…( ´ー`)y-~~
怪我しなかったのは本当にラッキーでした。皆さんも事故には気をつけてくださいね(^_^;)
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今回紹介したエピソードは、コミックス3巻新装版に収録されています。気になった方は是非チェックしてみてくださいね♪