「この世界の片隅に」第1回感想 | 感想亭備忘録

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とてつもなくかわいいキャラクターですね。

 

元々、松本穂香さんは気になる女優さんで、auのCMでも、少し前の「下北沢ダイ・ハード」でもちょっと抜けたようなぼんやりした役柄を演じているのを見て、もっとじっくり見てみたい女優さんだと思っていました。NHKの朝ドラを見る方は「ひよっこ」の青天目澄子役で彼女を知ったのではないでしょうか。

 

そんな松本穂香さんを主演に迎えての第1話は、浦野(北条)すずを魅力的に描くことだけに全力を注いだ感があります。そしてそれに成功していたと言っていいのではないでしょうか。

すずというちょっと変わった感性の持ち主が戦争という過酷な状況の中どのように生きるのかを描く物語である以上、主人公のすずに視聴者の心情がシンクロしなければ、感動も苦悩も伝わってきません。

そういう意味で、ぼんやりしていて抜けたところはありながら、本人的には生真面目に、真摯に生きている姿は魅力的に映りました。

 

過酷で暗い世相であっても、すずであればどこかユーモラスに生きてくれるんじゃないかという予感を抱かせてくれる、よい始まりだったと思います。

 

原作も、北川景子さん主演版も、のんさんのアニメ版も、どれも未見です。どれかに触れたことのある人にはもしかしたら不満がある部分もあるのかもしれませんが、まっさらな状態で見た自分としては、(松本穂香さん贔屓を抜きにしても)満足できる1時間だったと思います。

 

少し気になるのは現代パートですね。「永遠の0」や「タイタニック」などでも見られる手法です。ですが、このドラマは現代の近江佳代(榮倉奈々)が何をしようとしているのか全くわからないというのが少し異質ですね。

尺の都合もあるのか、やたら説明的なセリフがあったりでちょっと興ざめだったりもしましたが、まあまだ始まったばかり。これからどのように関連してくるのか、面白い展開を期待します。

 

評価の定まった作品のリメイクというのは、ある意味リスキーです。比較され批評されることが避けられないからです。ですが、評価されているということは基本的な物語には力があるということでもあります。

先行する作品に負けない力作になることを期待して次週を待ちたいと思います。

 

 

 

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