「グッドドクター」第1回感想 | 感想亭備忘録

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韓国ドラマが原作。

2017年にはアメリカでもドラマ化され、セカンドシーズンの制作も決定。

ということで日本の視聴者に合うように上手くアレンジさえすれば間違いないだろう素材です。

 

初回はかなり良いスタートを切ったと言えると思います。

自閉症でサヴァン症候群という主人公の抱える特殊な事情や、周囲の主人公への態度、所属する病院の事情、そこで働く医師たちの人間関係、それらを説明くさくならずに描写できていました。

 

なにより患者やその家族をおざなりでなくしっかり描いてくれたことが好印象の一番の要因でした。

医療モノで陥りがちな失敗のひとつとして、ヒーローである医者を描くことに夢中になりすぎて、患者を見せ場を作るための小道具、背景的な扱いをしてしまう事が挙げられます。

そうなると視聴者は白けてしまうのです。どうせスーパードクターがオペして治っちゃうんでしょ、というような。

もちろん大学病院の医局内での政治的権力闘争を描くのであれば患者はむしろ背景的な扱いでもいいのですが、医師の活躍を見せたいのであれば、患者とその家族を、彼らの生きてきた人生を視聴者に共感させることが重要なんじゃないかと思います。

彼らとの関わりの中で医師が何を感じ何を伝え、何ができるのかを描くことで感動を生み出せるのではないでしょうか。

そういう意味でもグッド・ドクターの第1回は非常に良い出来だったと思います。

 

ひとつだけ。主人公の山崎賢人さんですが、自閉症の人物そのものにはまだ見えません。自閉症の人物を演じているように見えてしまっている(もちろん演じているのですが)ように感じます。

今後回が進むに連れて真に迫った演技になることを期待しています。

 

昨日の「高嶺の花」に続いてこのドラマも続きが気になるドラマになりました。「高嶺の花」も「グッドドクター」も始まる前はさほど期待していないドラマだったので嬉しい誤算です。次回も期待します。

 

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