「高嶺の花」第1回感想 | 感想亭備忘録

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正直に言うと、全く興味ありませんでした。

一切見るつもりもありませんでした。

いまさら、女性上位の身分違いの恋ってテーマもどうなんだろうと、というかそもそもストレートな恋愛ドラマに興味がわきませんでした。

 

しかし石原さとみさんは好きな女優さんなので、どんな演技をされているのかちょっとだけ見てみようかな、ということで見てみたんですが、いや面白いです。野島伸司さんを見くびっていました。

 

まず、主人公・月島もも(石原さとみ)のキャラクター造形がとても面白いです。生花の家元の子女で超上流家庭のお嬢様でありながら、がらっぱちと言っていいぐらいの物言いや傍若無人と言っていいぐらいの振る舞い。でありながら下品ではなく、それがお嬢様として育ってきたがゆえにそうなったんだろうと感じさせる上品さが感じられました。

石原さとみさんの真骨頂とも言うべき名演技です。

 

もうひとりの主人公風間直人(峯田和伸)も、朴訥とした中になんとも言えない不思議な魅力を感じさせます。ただ優しいだけでなく突拍子のなさもあり地頭の良さも描写されていたり、色んな面を垣間見せてくれます。

ももも直人も単純な一面的な性格ではなく、常識から外れたような面も持っていて、それでいてきちんとキャラクターとして成立しています。この二人のキャラクターだけでも見る価値はありました。

 

演出もいいですね。特に味覚障害を負ったももが直人の家で朝食を食べるシーン。ももに「おいしい」とも「味がする」とも言わせないで、彼女のはしゃぐ様子でそれを描写しました。視聴者も幸せな気持ちになるいいシーンだったと思います。

他にも、喫茶店で直人たちにももが自分のトラウマを話すシーン。会話の流れに不自然さがなく、空気の読めない周囲のちゃちゃ入れもリアルでした。そしてあの短い告白で、ももの心の一番深いところに届く言葉を発することができる直人の不思議な魅力を余すところなく表現していました。

 

ストーリーがどう流れるのかはまだ見えてきませんが、期待度大です。すぐに続きが見たくなりました。1週間が待ち遠しく感じられるドラマになりそうです。

 

あ、1点だけ。華道のライバル流派のパフォーマンスが、ゲイバーのショウタイムのようでものすごく悪趣味でチープだったのが気になりました。あんなゲテモノ見てあの流派に入りたいと思う人間いるんでしょうか………。あれはもうちょっと魅力的なものに変えないと「ライバル自体がチープ=月島の流派もチープ」ということになりかねません。なんとかしてほしいところです。

 

 

 

 

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