「コウノドリ」第1回感想 | 感想亭備忘録

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昨日の「刑事ゆがみ」に続いて今日のこの「コウノドリ」も質の高いドラマでした。もちろん全然方向性は違うのですが、どちらも見ていて「次は何が起きるんだろう」「どんなシーンを見せてくれるんだろう」と引き込む力がある作品だと思います。

 

「コード・ブルー」に求めていたものがこのドラマにあったような気がします。スピード、緊迫感はもちろんのこと患者(このドラマの場合は妊婦さんですが)とその家族の抱える事情も過不足無くクローズアップされていました。

「コード・ブルー」は医者の側に偏りすぎて患者は医者のドラマを見せるためのオブジェクトになってしまっているきらいがありました。患者の事情をしっかり描き、そこに医師がどのように関わるのかを見せることで、医師の抱える思いや葛藤が浮き彫りにする。これこそがシリアスな医療ドラマの基本形なんじゃないかと思います。「コウノドリ」は少なくとも第1話においてそれに成功していました。

 

耳の聞こえない夫婦との関わりを通じて鴻鳥(綾野剛)の優しさを、育児を「手伝う」と発言する夫に対する冷徹な一言で四宮(星野源)のシビアでリアリストでありながら熱い想いを秘めているところを、視聴者にハッキリ提示できていたと思います。

 

そして大きなテーマとして、「医療に携わる者の限界」があげられます。幾度か繰り返された「出産は奇跡である。だが奇跡に続くのは現実だ」というモノローグがそれを示していました。万能ではない医師たちがそれぞれ、その限界とどのように対峙していくのか。非常に興味深いです。

 

色々書きましたが、何はともあれ赤ちゃんが無事に生まれてくるシーンは、ただそれだけで幸せな気持ちになりますね。本当に次回が楽しみなドラマです。

 

 

 

 

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