読了。
名取佐和子氏の作品。初めて読んだ。
文庫旅館で待つ本は (著)名取佐和子
こちらの図書は、表紙が大変魅力的。
Naffy氏が装画を担当。
Naffy氏は、楊双子氏の「台湾漫遊鉄道のふたり」も手掛けられていて、やはり素敵だった。
舞台は、海の近くにある小さな旅館「凧屋」。
この旅館には、「海老澤文庫」という図書スペースがある。
この文庫には旧仮名遣いで書かれている古い図書しかない。
「凧屋」の若女将は独特の嗅覚を持ち、客と同じ匂いのする図書を客に勧めるのである。
5つの短編が収録されており、それぞれ完結はしているものの、最後には別の短編の「その後」が語られており、最後の物語では、主要登場人物の謎も解ける。
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ランチで、月に1度くらいで訪れている割烹。
なんと、なんと、店舗移転のため、8月下旬でこのお店はクローズとのこと。
ひええええ。
昨年1月にオープンして、その後1カ月に1回のペースで訪れ、
「老後の楽しみ」の一つとしてリストアップしていたのに…。
移転については、随分前から聞いていたが、こんなに早く実現となるとは思っていなかったので、かなりショックではあるが、移転先にも出かけることを楽しみの一つにしたい。
という訳で、6月2回目の割烹ランチである。
その中で、覚えておきたいものを記録。
前回はイチジクだったが、今回はモモの白和え。
やはりミントの千切りがのせられており、これがまた合うのである。
吸い物。この汁茶碗、大好きなのだ。
記念写真、記念写真。
鱧!今回もアスパラソバージュがのっている。
そして、今回、私が一番、グッと来たのがこれ。
うざく。
焼きたてのウナギは、皮が香ばしく、身がジューシーで、しっかりとタレが絡めてある。そしてキュウリの酢の物の酸っぱさ!あああ!
これ、もう一度食べたいなあ。
トウモロコシとサツマイモの天ぷら
「土佐紅」という高知県のサツマイモ。初物だそう。
割烹の大将によると、サツマイモは切らないのが良いそうだ。皮はつけたまま。
トウモロコシも甘かった。
この他、鯛のお刺身やら、白烏賊の煮物など色々美味しかった。
あと何回訪れることができるだろう。