6月の「京都航空便」である。
京都の有名店の和菓子を月に1度、店頭で受け取ることができるもの。
昨日、受け取り2日かがりで美味しくいただいた。
6月は、水ようかんや「水無月」、まさに今のお菓子が多数集められており、どれを求めるか大変迷った。
毎回の悩みだが、消費期限が当日のものが多く、長くても2日、3日間ほどの期限。
全ての商品を求めたい気持ちはあるものの、期限内に食べきらなくてはならない(しかも、美味しく)。
「涼一滴」 紫野源水
こちらの水ようかん、百貨店のウェブサイトには「白い陶器に流し込んだ水ようかんは、泡雪のように溶けていきそうなほどの口どけの良さ」と紹介されていた。
手前が「こしあん」、奥が「白胡麻」である。
いやー、これは美味しかった。2個入りを求めたのだが、もっとたくさん食べたいと思った。
「甘露竹」 鍵善良房
美しい竹!
このピンで節に穴を開けて、するっと取り出し、食べる。
「鍵善良房」の夏の代表商品だそう。
「浜土産(はまづと)」 亀屋則克
『一日一菓』、その他の書籍に掲載され、「憧れ」になっていたお菓子。
包装を解いていく様子を撮影したりして…。
蛤の貝殻の中に寒天が入っているという。
籠に檜葉があしらわれて、雰囲気がある。
「琥珀羹」に、茶色いのは味噌風味の浜納豆。
これがアクセントになっている。
不思議なのは、蛤の貝殻いっぱいに琥珀羹が詰まっているというか、隙間がないのだ。どうやって作っているのだろうか。2つの貝殻それぞれに寒天を入れてくっつけているのだろうと思うが切れ目というか合わせ目も見当たらず、大変美しくできている。
「水無月」 千本玉壽軒
6月のお菓子といえば「水無月」。
外郎生地に小豆を敷き詰めてある。もっちり。