今日は、東京国立博物館、トーハクに姉(この人)と一緒に行ってきた。

 

 

天皇陛下の即位礼正殿の儀式で使われた高御座と御帳台の特別公開である。

この見学だけだと、何と無料なのである!

(特別公開の見学のみ無料で、本館、東洋館などの展示はもちろん、ミュージアムショップ、レストランも利用できないのでご注意)

 

 

無料にもかかわらず、左の豪華カラーパンフレットが頂ける。

今回の記事は、このパンフレットを参照して書いた。

右のカードを下げて見学。

 

 

いやー。美しかった!

テレビの画面で見るより、華やかに感じた。

手前が天皇陛下が昇られた「高御座(たかみくら)」。

 

中の様子。

 

剣璽(けんじ)と国璽(こくじ)、御璽(ぎょじ)を置く「案(あん)」という小卓がある。

これが素晴らしい。(素晴らしいしか形容できない)

 

 

正面から見るとこんな感じ。御倚子(ごいし)のクッション部分の布地が大変美しかった。

 

こちらが、皇后陛下が昇られた御帳台(みちょうだい)。

 

 

中には御倚子だけ。

 

 

よく見ると、「蓋(きぬがさ)」という屋根の装飾が全く違う。いやあ・・・。

 

後ろに階段があったのか!

 

 

後ろから見ると「蓋」の頂上にあるのが、高御座は大鳳(たいほう)、御帳台は「鸞(らん)という瑞鳥」であることがよく分かる。

 

 

下部の壇も美しい。麒麟?

 

 

次は、威儀物(いぎもの)、装束姿の展示。

 

 

武官の装束。

 

 

この刺繍が美しい!

 

 

女官は華やか。

 

 

裳に使われている布は、ハマグリの模様?

 

 

こちらの刺繍も素敵!!

 

 

このほか、儀式の写真なども展示されており、盛りだくさんで、もう、何だか満ち足りた気分になった。

特別公開は1月19日まで。見学を強くお勧めする。

 

総合文化展も観たいので、チケットを購入。

 

 

「東京国立博物館ニュース」も配布されており、初めて読んだような気がする。

この冊子、読み応え、見応えがあって、良いなあ・・・。

トーハクの会員になろうか・・・と、ふと思った。