五島美術館に行ってきた。
今回の展示は、『和漢朗詠集』と、その撰者である藤原公任に関連する古筆がメイン。
文字の美しさや、解説を読んで内容に「ふむふむ」となったり。
私が特に惹かれたのが「料紙」。
もう、うっとり。
そして、中国の絵画も展示されており、
彩色版画絵手本の「芥子園画伝」(清時代 17~18世紀)が素敵だった。
色がきれい。
かつての人々は、これをお手本として絵の勉強をしていたのだ。
画集としてもうっとりと眺められそうだ。
日程の都合で本日訪れたが、明日からは国宝「源氏物語絵巻」の鈴虫一、鈴虫二、夕霧、御法が特別展示らしい。
昨年は、加藤純子筆の復元模写とともに鑑賞し、
「おお、もともとはこんな色だったのか!」と驚いたことを思い出す。
本日は、「現状模写」が展示されていた。
五島美術館の魅力は、お庭にもある。
素敵な色のツツジ。
こでまりも。
情熱的な色のツツジも。