金曜日に根津美術館に行ってきた。

いつもは「ふら~と1人で」行くことが多い美術館だが、今日は学生時代の友人と2人である。

 

 

本展覧会の2日目、11時過ぎ入館ということでかなり人は少なく、ゆったりと楽しめた。

 

絵巻は、一部分や、「断簡」という形で鑑賞することが多いが、本展覧会は物語の始めから終わりまで流れに沿いながらの展示で、絵画や文字の美しさだけでなく、物語自体も楽しむことができた。

 

やっぱり、絵巻は、物語が面白い。

 

現代社会でもあるような複雑な人間関係のもつれ。

困ったときに助けてくれる神様、ヒントをくれる登場人物、神様から授けられる「お助けアイテム」・・・このあたりは、ゲームを連想。

そして最後は問題解決。

 

巻いてある紙を開かせて、どんどん読み進めさせるためには、惹きつけ、読ませる物語だよねー、などと感想を述べあった。

 

絵巻は2人で見た方が面白いね、ということに。

 

 

美術館庭園にあるカフェでお昼ご飯を食べて、表参道でカフェに入った。

 

 

カフェアート?綺麗な模様。

 

そうそう、根津美術館には「古代中国の青銅器」の展示室があり、友人はその鑑賞の仕方に詳しく、今回、色々と伝授してもらった。

 

そして、友人も茅ヶ崎市美術館に「市原古邨展」に行ったそうな。おおお。

 

と大変楽しく過ごせた。

良いねえ、友だちと訪れる美術館というのも。