今日は、五島美術館に行ってきた。
ギャラリートーク「数寄者としての逸翁と古経楼-茶道具を中心に」に参加。
こちらのギャラリートークは、講堂でスライドを見ながらお話を聞く。
展示作品についての解説のほか、阪急・小林一三氏と、東急・五島慶太氏の様々なエピソードも紹介された。
小林一三氏は、1月3日生まれなので「一三(いちぞう)」ということを今日まで知らなかった。
五島美術館所蔵の重要文化財「鼠志野茶碗 銘 峯紅葉」は、元は(畠山記念館の)畠山氏の所蔵だったが(理由は不明)売りに出され、それを五島慶太氏が買い取ったらしい・・・。
その「峯紅葉」を使用するお茶会に、畠山氏も招待されたとか。・・・。
それから、「五彩蓮華文呼継茶碗 逸翁銘 家光公」(逸翁美術館 所蔵)。
本展覧会のポスター、チラシにも使われている。
オレンジ色の丸で囲った作品である。
こちらは、元時代の赤絵の茶碗の破片をつぎ合わせる「呼継」という手法で作られているそうだ。
逸翁による銘は「家光公」。
これは「よく継いだ」ということで「家光公」らしい。えええ!
ギャラリートークを終え、展示室に向かおうとすると、「展示室が大変混み合っている」の館内放送が・・・少し時間をおいて入室したが、うむ・・・
と、会期は12月9日まで。
本展覧会は、ゆっくり、じっくり鑑賞したいので、空いていそうな日を狙って再訪するつもりである。