美の友会月例美術講座」に参加し、庭園で紅葉を楽しんだ後、特別展「光彩の巧み」を鑑賞。

 

 

なんと今回、こちらの「龍文七宝大香炉」(清時代・17~18世紀 五島美術館蔵)が撮影可となっており、ロビーに展示されていた。びっくり!

 

 

これは、やっぱり流行語大賞に「インスタ映え」が選ばれているように、SNSへの投稿を意識しているのであろうか。

 

一対の大きな香炉である。

 

 

9体の龍が描かれている。やっぱり九龍だな。上の写真だと暗くてよく見えないが、近づいて撮影すると見たままの様子が写った。とても綺麗である。

有線七宝。

 

 

違う角度から。薄緑の龍。とても素敵な色だ。・・・皇帝といえば黄色、黄色の龍も撮影させてもらったら良かった・・・。

 

私は七宝の作品に惹かれた。

 

「宝尽文七宝鐔」伝平田道仁(愛知・名古屋市美術館 蔵)

「雪華文七宝鐔」平田春寛(東京国立美術館 蔵)

「小文散七宝銀印籠」(岡山・林原美術館 蔵)は、下のチラシの上右のもの。

「七宝花煙壷」(個人蔵)は2つ展示されていたが、左の花モチーフの壷が好みだった。

 

 

この展覧会の講演会やギャラリートークを聞きに行けば良かった。

 

七宝の段階別の制作見本が展示されており、とても分かりやすかった。

かなり手間がかかって、高い技術が必要だ。

 

 

ポスターには、撮影可だった「龍文七宝大香炉」。