昨日読了~。
日曜日の「トレーニング室」による筋肉痛が今も残っており、階段の上り下りがキツイ・・・。
- 裏庭 (新潮文庫)/新潮社
- ¥662
- Amazon.co.jp
本書は1995年の第一回児童文学ファンタジー大賞受賞作である。
「児童文学」という文字が入っているので、
今まで読んでいなかった。
が、これを「児童」にだけ読ませるのはもったいない、と読後に強く思った。
主人公は思春期の少女で、
所謂「冒険譚」であるが、
大人でも十分楽しめ、味わうことができる作品である。
また、大人には大人の読み方ができるのでは・・・という作品でもある。
☆作品での心に残った文章のメモ☆
(サェルミュラのおばばの言葉)
「傷は育てていかねばならん」
「傷を、大事に育んでいくことじゃ。そこからしか自分というものは生まれんぞ」
(テルミィのサェルミュラのおばばへの言葉)
「アェルミュラのおばばには『傷を恐れるな』、チェルミュラのおばばには『傷に支配されるな』といわれた」
(テルミィが一人で行動することになったとき)
「どうしたらいいの?」と誰かに助けを求めるとか、後戻りするとかいう考えは微塵も頭に浮かばなかった。人は生まれるときも死ぬときも、多分その間も、徹底して独りぼっちなのだ。テルミィはこの絶体絶命の瞬間に、お腹にたたき込まれるようにそのことを知った。
うむ。示唆に富んでいる
ブログネタ:ホットケーキ、フレンチトースト、朝食べたいのは?
参加中
私はホットケーキ 派!
ホットケーキ!!
billsのリコッタ・パンケーキが好きである。
自宅では、カッテージチーズを使って「なんちゃって」版を作る。