やっと読了。


アンの愛の家庭 (講談社文庫―完訳クラシック赤毛のアン 6)/ルーシー・モード・モンゴメリー
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タイトルを見て、「ん」と思った。

花岡訳では、「炉辺荘のアン」であった。


この巻も、何だか現代日本で問題になっている事柄が・・・・。


例えば、「義家族問題」。

ここでは、家族というより「義親族」である夫のおばさんが、炉辺荘に長期滞在して、

家族全員が精神的に疲弊してしまう。


又、「忙しすぎる夫」。

忙しすぎて、アンとの会話の時間が持てず、又、忙しいために自分の抱える仕事上の問題ばかり考え、

アンとの意思疎通がはかれない・・・・。


あとは、子どもたちの「困った」交友関係。

「境界性パーソナリティ障害」?と思われるような虚偽の発言を繰り返す女の子・・・とか。


とまあ、何だか100年前のカナダでも現代社会でもあまり変わらないのかしら・・・と思いつつ読んだ。

町の噂話も多く、登場する人名も多いので、人間関係を把握するのに大変だった(実はあまりよく分かっていない)。


最後の方で、アンが何となくお疲れであった。

ちょっとユーモアも持てない程であった。

まあ、そうだよなあ。子どもが6人もいて、夫は超多忙な医者だったら、

いくら大きな屋敷に住み、有能な住み込みのお手伝いさんがいても、

友人に恵まれていても、大変かも。


いやあ、中年は疲れるのだ。


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これで入れています。美味しいです。