私がどうして「秘密の花園」を読んだかというと、
それは、本書を読もうと思ったからだ。
- 『秘密の花園』ノート (岩波ブックレット)/梨木 香歩
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本書に、
この作品の醍醐味は、実は読書中に見つける細部にあるとも言えます。ダイジェスト版では、それがなかなか味わえません。
とある。今回、完訳本を読み、本当にそう思った。物語の本筋にあまり大きな影響を与えない、小さなエピソード、描写などが、なかなか楽しく、興味深い。
児童文学は、子ども用に書かれているもの（ダイジェスト版）のみを読んでいる人が多いと思うが、
こうやって、完訳をおとなになってから読むのも味わい深い。
そして、梨木氏の導きや観点を通して、「秘密の花園」を味わえるのも又、良かった。
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え、雪が降ったら、家でこたつで丸くなっています。