新万馬券の兵法④ 障害はリファール、パーソロン | 論愚阿来無の欠伸日誌(ろんぐあらいぶのあくびにっし)

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「小人閑居して不善を為す」日々大欠伸をしながら、暇を持て余している。どんな「不善」ができるのか、どんな「不善」を思いつくのか、少し楽しみでもある。

 アラコキ(アラウンド古稀)世代が、何に夢中になり、どんなことに違和感を覚えるのかを徒然に綴っていきたい。

新万馬券の兵法④ 障害はリファール、パーソロン

 2月23日(日)京都4R障害戦。私は、前日の雨の多さに、重馬場、それも相当ぬかるんだ重馬場を覚悟していた。重馬場なら、◇ノーザンテースト、◆パーソロンの出番である。
 私は、ノーザンテースト内包馬を中心に馬券を組み立てていた。◎03モリトシュン(C◇▲28・AA★)、○12トップアスリート(B△〇28・CA-)、▲13プレッシャスルージュ(D◇22・CC★)、△に、初障でも08ラフレシアレディ(A◆36・CA☆☆)、あと実績上位の04ロスカボス(C-⑳・BB☆☆)、06ブルーガーディアン(C-⑳・CB☆☆)の順である。
 私は、出かけていたので、結果しか見ることができなかった。なんと、1着○12トップアスリート、2着△08ラフレシアレディ、3着-02タガノアンピール(B△⑲・DA★★)で、馬連08-12 80730、3連複02-08-12 264080、3連単が12-08-02 1856350である。
出走馬の中で、△リファール内包馬が2頭、○12トップアスリート(B△〇28・CA-)と02タガノアンピール(B△⑲・DA★★)。◆パーソロン内包馬が△08ラフレシアレディ(A◆36・CA☆☆)一頭である。この3頭で3連複26万馬券である。
 私は、障害戦が得意である。唯一といっていい得意ジャンルである。というのも、黙って、△リファール内包馬とパーソロン内包馬を買うだけだからだ。それだけで、馬連1典で万馬券を何度も取っている。だから、この3頭で決まったことには何ら驚かない。ただ、この予想をしていなかった自分が分からない。自分が自分でないのだ。ただただ茫然としている。
 △リファールも、◆パーソロンも,小脚が使えて、小回り、坂への対応も巧いと書いてきたい。つまり器用な脚を使えるのだ。リファール系のモガミは、シンボリクリエンス、シンボリモントルー、メジロマスキットなどの名障害馬を輩出している。ちなみにこのモガミはあの名牝ラトロワンヌの末裔でもある。
 また、パーソロン産駒は、泥んこオークスを快勝したカネヒムロなど、田圃のような馬場でもスイスイ走りきった。水掻きがついていると称されたほどである。爪の形もあるだろうが、上手く小脚が使える証左でもある。
 パーソロン系のメジロマックイーンも、重の菊花賞、不良の天皇賞(進路妨害で失格)でも完封したように、重馬場の鬼であった。ドリームジャーニー、オルフェーブル、ゴールドシップの産駒が重上手なのは、ノーザンテーストの力だけではなく、母の父にパーソロン系のメジロマックイーンが配されていることも大きいのである。
 思い込みは怖い。前日、あれほど降ったのだから、重に違いないと思った自分がいた。重なら、ノーザンテーストという安易な考えが、あまりに薄っぺらい。
 もう一度、肝に銘じて言おう。「障害はリファール・パーソロン」!