もう昨年末のことになりますが、「のだめカンタービレ最終楽章~前編」を鑑賞してきました

 「のだめ」はTVドラマの放映で大ファンになりました

 それからクラシックの良さにも気づかされました

 以前からクラシック音楽は好きなほうではありましたが、楽曲が美しいか、好みに合っているか、というだけの表面的な愉しみ方でした

 作曲家のこと、時代背景、何を表現しようとして作られた曲なのか等々については無頓着にただ聴いているだけだったのですが、「のだめ」によって鑑賞の仕方を学び、奥深さを痛感しています

 また、聴覚だけでなく、視覚からも音楽は楽しめるということを知った作品でもあります


 映画「のだめカンタービレ」は、ヨーロッパを舞台にした作品です

 なんとフランス、チェコ、スロバキア、オーストリアの4カ国でロケ!

 そのため、ヨーロッパの誇る名立たる都市の美しい景色が随所に使われています

 そして、クラシックの音色

 その土地で生まれた音楽には、その土地の風景がよく合いますね

 とても素敵でした


 「のだめカンタービレ最終楽章」は前編と後編に分かれていて、前編の主役は指揮者として活動し始めた千秋です

 伝統あるマルレ・オケの常任指揮者になったものの、資金難から練習時間も演奏家も揃わないオーケストラに四苦八苦します

 しかし、千秋は大学時代、オチコボレの集団と思われていた「Sオケ」を指揮し、コンサートを成功させた経歴の持ち主です

 今回千秋はどのようにオケと向き合っていくか、それが見所です

 後編は、のだめがメインになる模様…

 公開が楽しみです


ペタしてね

あけましておめでとうございます

先月、滞りがちだったブログを頑張ると宣言したばかりだったにも関わらず、その舌の根も乾かぬうちにこの有様で申し訳ありません

その上、12月は、FFの光の4戦士とトモダチコレクションにはまっていたせいか、あまり読書もしておらず…

重ね重ねすいません(ノ_・。)

時間を見つけて、少しずつでも更新していく予定ですので、今年もよろしくお願いいたします


12月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1102ページ

陰陽師 夜光杯ノ巻 陰陽師 夜光杯ノ巻
読了日:12月20日 著者:夢枕 獏
妖怪アパートの幽雅な日常 3 (講談社文庫 こ 73-3) 妖怪アパートの幽雅な日常 3 (講談社文庫 こ 73-3)
読了日:12月18日 著者:香月 日輪
緋色の研究 (新潮文庫) 緋色の研究 (新潮文庫)
読了日:12月16日 著者:コナン・ドイル
地下街の雨 (集英社文庫) 地下街の雨 (集英社文庫)
読了日:12月15日 著者:宮部 みゆき
プチ・ファンタジービーズモチーフ プチ・ファンタジービーズモチーフ
読了日:12月05日 著者:佐々木 公子

読書メーター

ろんりーさんだー☆ぷらす-カールじいさんの空飛ぶ家



 映画好きの姪っ子(満5歳)と前々から約束していた「カールじいさんの空飛ぶ家」を観にいってきました

 この作品は、予告編の段階から涙が溢れてきて止まらない作品で、私自身も楽しみにしていました

 予告編は、カールじいさんの追憶シーンなのですが、亡き妻との出会い、生活、別れが描かれており、固い絆で結ばれた二人を死が別つシーンは、カールじいさんの悲しみと落胆が伝わってきて、胸が張り裂けそうになります

 しかし、これは本編ではなく、あくまでも導入

 カールじいさんは、冒険好きだった妻との約束、伝説の滝を訪れ家を建てるために、たくさんの風船をつけて二人の思い出の詰まった家を飛ばし、南アメリカにあるという伝説の滝へと旅立つのです

 そこへ、招かれざる客、ラッセル少年が現れます

 ラッセルは、お年寄りのお手伝いをしてボーイスカウトの上級団員になるため、カールじいさんの家を訪問していたところでした

 もともと社交的ではないカールじいさんは、お年寄り特有の偏屈さや頑固さも相俟って、最初はラッセルを邪険にします

 一方、ラッセルは物怖じしない性格のせいか、カールじいさんのお手伝いをするために張り切っています

 空飛ぶ家はやがて積乱雲に巻き込まれてしまいます

 やっと乗り切った頃には、伝説の瀧を見渡す切り立った崖の上に不時着していました

 家から放り出された老人と少年では、家までよじ登ることが出来ず、二人は宙に浮いたままの家を引っ張って伝説の滝を目指します

 道中、ラッセルは見たこともないだちょうのような大きな鳥に懐かれます

 しかしその鳥は、謎の犬の集団が狙っていて、カールじいさん一行は犬たちに付け狙われることになるのです

 果たしてカールじいさんは無事に目的地まで辿り着くことができるのでしょうか?


 この作品は、妻にしか心を開かなかったカールじいさんが、ラッセルや、鳥のケビンや、犬のダグとの交流を通して、忘れかけていた冒険心や、仲間を大切に思う気持ちを思い出し、生きがいを見つけていく姿が描かれていきます

 愛する妻を失い、失意の中で停滞していた彼は、この冒険を通して前進していくのです

 作品のクライマックス、さらわれたケビンと、それを単身助けに向かったラッセルを救うため、老体に鞭打って勇猛果敢に立ち向かうカールじいさんの姿に、快哉と涙が止まりませんでした